JP1/Integrated Management - Central Information Master システム構築・運用ガイド

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3.1.5 論理サーバの定義

論理システムを構成する機能サーバ「論理サーバ」の定義について説明します。論理サーバには,論理Webサーバ論理APサーバ論理DBサーバ,およびユーザー定義サーバの4種類があります。また,論理サーバの定義には,新規作成,変更,および削除機能があります。

論理サーバは,業務管理者が管理対象とする論理システムを構成する一つ以上の仮想ホストから成り立つ仮想的なサーバです。

<この項の構成>
(1) 論理サーバの定義機能と定義方法
(2) 論理Webサーバの定義
(3) 論理APサーバの定義
(4) 論理DBサーバの定義
(5) ユーザー定義サーバの定義

(1) 論理サーバの定義機能と定義方法

論理Webサーバ,論理APサーバ,論理DBサーバ,およびユーザー定義サーバの定義機能と定義方法を次の表に示します。なお,各論理サーバで定義機能と定義方法は同じです。

表3-10 論理サーバ定義機能一覧

項番 定義機能 定義方法
GUI 情報収集 インポート
1 論理サーバの新規作成
2 論理サーバの変更
3 論理サーバの削除

(凡例)
○:定義できる
-:定義できない

注※ GUI,情報収集,インポートの定義方法については,「3.1.2 構成情報の定義方法」を参照してください。


(2) 論理Webサーバの定義

論理Webサーバの新規作成,変更,および削除の定義機能について説明します。

(a) 論理Webサーバの新規作成

論理Webサーバ(論理サーバ)の新規作成について説明します。

[図データ]

アクセス権限
次の操作権限を持つユーザーは,アクセス権限が設定された範囲で論理システムの配下に論理Webサーバを新規に作成できます。また,論理グループの配下にも論理Webサーバを新規に作成できます。
  • 業務管理者権限
  • システム管理者権限
アクセス権限が設定された範囲とは,ユーザーに設定されているJP1資源グループ名と同じJP1資源グループ名が設定されている論理システムの配下にある論理Webサーバ,またはJP1資源グループ名が設定されていない論理システムの配下にある論理Webサーバです。
作成した論理Webサーバのアクセス権限は,論理システムのアクセス権限を継承します。
アクセス権限については,「5.1 ユーザーの管理機能」を参照してください。

新規作成規則
  • 論理Webサーバの直下に,複数のプロセスおよび複数の仮想ホストを定義できます。論理システム,論理グループ,および論理サーバは定義できません。
  • 同一の論理システム内に,同一名称の論理サーバ,論理グループ,プロセス,および仮想ホストは定義できません。

次に,論理Webサーバの作成時に設定する項目とその内容を示します。

表3-11 論理Webサーバの設定項目

項番 設定項目 内容 必須/任意
1 名称 論理Webサーバの名称を設定します。 必須
2 Cosminexus管理名 論理WebサーバのCosminexusでの管理名を設定します。 任意
3 説明 論理Webサーバに対する説明を設定します。 任意
4 ミドルウェア情報
名称
論理Webサーバが稼働するミドルウェアの名称を設定します。 必須
5 ミドルウェア情報
バージョン
論理Webサーバが稼働するミドルウェアのバージョンを設定します。 必須
6 管理ミドルウェア情報 論理Webサーバが稼働するミドルウェアを管理する管理ミドルウェアの情報を設定します。管理ミドルウェア情報については表3-12を参照してください。 必須

注※ 上位の論理システムのテンプレート種別が「Web推奨モデル」であり,かつCosminexus Smart ComposerのXMLファイルを出力する場合だけ必須となります。テンプレートの種別が「フリーパターン」の場合は指定できません。


表3-12 管理ミドルウェア情報一覧

項番 設定項目 内容 必須/任意
1 名称 論理Webサーバが稼働するミドルウェアを管理する管理ミドルウェアの名称を選択します。管理ミドルウェアの名称は,定義ファイル(コンボボックス表示内容定義ファイル)にあらかじめ定義しておきます。 必須
2 バージョン 論理サーバが稼働するミドルウェアを管理する管理ミドルウェアのバージョンを設定します。 必須
3 ホスト名 論理サーバが稼働するミドルウェアを管理する管理ミドルウェアのホスト名を選択します。管理ミドルウェアのホスト名は,定義ファイル(コンボボックス表示内容定義ファイル)にあらかじめ定義しておきます。 必須

注※ コンボボックス表示内容定義ファイルについては,マニュアル「JP1/Integrated Management - Central Information Master リファレンス コンボボックス表示内容定義ファイル」(3. 定義ファイル)を参照してください。


(b) 論理Webサーバの変更

論理Webサーバの変更について説明します。

アクセス権限
次の操作権限を持つユーザーは,アクセス権限が設定された範囲で論理Webサーバの名称,説明などを変更できます。
  • 業務管理者権限
  • システム管理者権限
アクセス権限が設定された範囲とは,ユーザーに設定されているJP1資源グループ名と同じJP1資源グループ名が設定されている論理システムの配下にある論理Webサーバ,またはJP1資源グループ名が設定されていない論理システムの配下にある論理Webサーバです。
アクセス権限については,「5.1 ユーザーの管理機能」を参照してください。

変更規則
  • 論理Webサーバの情報を変更しても,その論理Webサーバの配下にある仮想ホスト,プロセスに対しては影響を与えません。

(c) 論理Webサーバの削除

論理Webサーバの削除について説明します

アクセス権限
次の操作権限を持つユーザーは,アクセス権限が設定された範囲で論理Webサーバを削除できます。
  • 業務管理者権限
  • システム管理者権限
アクセス権限が設定された範囲とは,ユーザーに設定されているJP1資源グループ名と同じJP1資源グループ名が設定されている論理システムの配下にある論理Webサーバ,またはJP1資源グループ名が設定されていない論理システムの配下にある論理Webサーバです。
アクセス権限については,「5.1 ユーザーの管理機能」を参照してください。

削除規則
  • 論理Webサーバを削除した場合は,その論理Webサーバの配下にあるプロセスが削除されます。また,それらのマッピング情報も削除されます。ただし,仮想ホストは削除されません。
  • 同時に複数の論理サーバ(論理Webサーバ)を削除できません。
論理サーバの削除時の対象範囲を次に示します。
[図データ]

(3) 論理APサーバの定義

論理APサーバの新規作成,変更,および削除の定義機能について説明します。

(a) 論理APサーバの新規作成

論理APサーバ(論理サーバ)の新規作成について説明します。

[図データ]

アクセス権限
次の操作権限を持つユーザーは,アクセス権限が設定された範囲で論理システムの配下に論理APサーバを新規に作成できます。また,論理グループの配下にも論理APサーバを新規に作成できます。
  • 業務管理者権限
  • システム管理者権限
アクセス権限が設定された範囲とは,ユーザーに設定されているJP1資源グループ名と同じJP1資源グループ名が設定されている論理システムの配下にある論理APサーバ,またはJP1資源グループ名が設定されていない論理システムの配下にある論理APサーバです。
作成した論理APサーバのアクセス権限は,論理システムのアクセス権限を継承します。
アクセス権限については,「5.1 ユーザーの管理機能」を参照してください。

新規作成規則
  • 論理APサーバの直下に,複数のプロセスおよび複数の仮想ホストを定義できます。論理システム,論理グループ,および論理サーバは定義できません。
  • 同一の論理システム内に,同一名称の論理サーバ,論理グループ,プロセス,および仮想ホストは定義できません。

次に,論理APサーバの作成時に設定する項目とその内容を示します。

表3-13 論理APサーバの設定項目

項番 設定項目 詳細 必須/任意
1 名称 論理APサーバの名称を設定します。 必須
2 Cosminexus管理名 論理APサーバのCosminexusでの管理名を設定します。 任意
3 説明 論理APサーバに対する説明を設定します。 任意
4 ミドルウェア情報
名称
論理APサーバが稼働するミドルウェアの名称を設定します。 必須
5 ミドルウェア情報
バージョン
論理APサーバが稼働するミドルウェアのバージョンを設定します。 必須
6 管理ミドルウェア情報 論理APサーバが稼働するミドルウェアを管理する管理ミドルウェアの情報を設定します。管理ミドルウェア情報については表3-14を参照してください。 必須

注※ 上位の論理システムのテンプレート種別が「Web推奨モデル」であり,かつCosminexus Smart ComposerのXMLファイルを出力する場合だけ必須となります。テンプレートの種別が「フリーパターン」の場合は指定できません。


表3-14 管理ミドルウェア情報一覧

項番 設定項目 詳細 必須/任意
1 名称 論理APサーバが稼働するミドルウェアを管理する管理ミドルウェアの名称を選択します。管理ミドルウェアの名称は,定義ファイル(コンボボックス表示内容定義ファイル)にあらかじめ定義しておきます。 必須
2 バージョン 論理APサーバが稼働するミドルウェアを管理する管理ミドルウェアのバージョンを設定します。 必須
3 ホスト名 論理APサーバが稼働するミドルウェアを管理する管理ミドルウェアのホスト名を選択します。管理ミドルウェアのホスト名は,定義ファイル(コンボボックス表示内容定義ファイル)にあらかじめ定義しておきます。 必須

注※ コンボボックス表示内容定義ファイルについては,マニュアル「JP1/Integrated Management - Central Information Master リファレンス コンボボックス表示内容定義ファイル」(3. 定義ファイル)を参照してください。


(b) 論理APサーバの変更

論理APサーバの変更について説明します。

アクセス権限
次の操作権限を持つユーザーは,アクセス権限が設定された範囲で論理APサーバの名称,説明などを変更できます。
  • 業務管理者権限
  • システム管理者権限
アクセス権限が設定された範囲とは,ユーザーに設定されているJP1資源グループ名と同じJP1資源グループ名が設定されている論理システムの配下にある論理APサーバ,またはJP1資源グループ名が設定されていない論理システムの配下にある論理APサーバです。
アクセス権限については,「5.1 ユーザーの管理機能」を参照してください。

変更規則
  • 論理APサーバの情報を変更しても,その論理APサーバの配下にある仮想ホスト,プロセスに対しては影響を与えません。

(c) 論理APサーバの削除

論理APサーバの削除について説明します。

アクセス権限
次の操作権限を持つユーザーは,アクセス権限が設定された範囲で論理APサーバを削除できます。
  • 業務管理者権限
  • システム管理者権限
アクセス権限が設定された範囲とは,ユーザーに設定されているJP1資源グループ名と同じJP1資源グループ名が設定されている論理システムの配下にある論理APサーバ,またはJP1資源グループ名が設定されていない論理システムの配下にある論理APサーバです。
アクセス権限については,「5.1 ユーザーの管理機能」を参照してください。

削除規則
  • 論理APサーバを削除した場合は,その論理APサーバの配下にあるプロセスが削除されます。また,それらのマッピング情報も削除されます。ただし,仮想ホストは削除されません。
  • 同時に複数の論理サーバ(論理APサーバ)を削除できません。
論理サーバの削除時の対象範囲については,「3.1.5(2)(c) 論理Webサーバの削除」の削除規則を参照してください。

(4) 論理DBサーバの定義

論理DBサーバの新規作成,変更,および削除の定義機能について説明します。

(a) 論理DBサーバの新規作成

論理DBサーバ(論理サーバ)の新規作成について説明します。

[図データ]

アクセス権限
次の操作権限を持つユーザーは,アクセス権限が設定された範囲で論理システムの配下に論理DBサーバを新規に作成できます。また,論理グループの配下にも論理DBサーバを新規に作成できます。
  • 業務管理者権限
  • システム管理者権限
アクセス権限が設定された範囲とは,ユーザーに設定されているJP1資源グループ名と同じJP1資源グループ名が設定されている論理システムの配下にある論理DBサーバ,またはJP1資源グループ名が設定されていない論理システムの配下にある論理DBサーバです。
作成した論理DBサーバのアクセス権限は,論理システムのアクセス権限を継承します。
アクセス権限については,「5.1 ユーザーの管理機能」を参照してください。

新規作成規則
  • 論理DBサーバの直下に,複数のプロセスおよび複数の仮想ホストを定義できます。論理システム,論理グループ,および論理サーバは定義できません。
  • 同一の論理システム内に,同一名称の論理サーバ,論理グループ,プロセス,および仮想ホストは定義できません。

次に,論理DBサーバの作成時に設定する項目とその内容を示します。

表3-15 論理DBサーバの設定項目

項番 設定項目 詳細 必須/任意
1 名称 論理DBサーバの名称を設定します。 必須
2 Cosminexus管理名 論理DBサーバのCosminexusでの管理名を設定します。 任意
3 説明 論理DBサーバに対する説明を設定します。 任意
4 ミドルウェア情報
名称
論理DBサーバが稼働するミドルウェアの名称を設定します。 必須
5 ミドルウェア情報
バージョン
論理DBサーバが稼働するミドルウェアのバージョンを設定します。 必須
6 管理ミドルウェア情報 論理DBサーバが稼働するミドルウェアを管理する管理ミドルウェアの情報を設定します。管理ミドルウェア情報については表3-16を参照してください。 必須

注※ 上位の論理システムのテンプレート種別が「Web推奨モデル」の場合,指定しても使用されません。テンプレートの種別が「フリーパターン」の場合は指定できません。


表3-16 管理ミドルウェア情報一覧

項番 設定項目 詳細 必須/任意
1 名称 論理DBサーバが稼働するミドルウェアを管理する管理ミドルウェアの名称を選択します。管理ミドルウェアの名称は,定義ファイル(コンボボックス表示内容定義ファイル)にあらかじめ定義しておきます。 必須
2 バージョン 論理DBサーバが稼働するミドルウェアを管理する管理ミドルウェアのバージョンを設定します。 必須
3 ホスト名 論理DBサーバが稼働するミドルウェアを管理する管理ミドルウェアのホスト名を選択します。管理ミドルウェアのホスト名は,定義ファイル(コンボボックス表示内容定義ファイル)にあらかじめ定義しておきます。 必須

注※ コンボボックス表示内容定義ファイルについては,マニュアル「JP1/Integrated Management - Central Information Master リファレンス コンボボックス表示内容定義ファイル」(3. 定義ファイル)を参照してください。


(b) 論理DBサーバの変更

論理DBサーバの変更について説明します。

アクセス権限
次の操作権限を持つユーザーは,アクセス権限が設定された範囲で論理DBサーバの名称,説明などを変更できます。
  • 業務管理者権限
  • システム管理者権限
アクセス権限が設定された範囲とは,ユーザーに設定されているJP1資源グループ名と同じJP1資源グループ名が設定されている論理システムの配下にある論理DBサーバ,またはJP1資源グループ名が設定されていない論理システムの配下にある論理DBサーバです。
アクセス権限については,「5.1 ユーザーの管理機能」を参照してください。

変更規則
  • 論理DBサーバの情報を変更しても,その論理DBサーバの配下にある仮想ホスト,プロセスに対しては影響を与えません。

(c) 論理DBサーバの削除

論理DBサーバの削除について説明します。

アクセス権限
次の操作権限を持つユーザーは,アクセス権限が設定された範囲で論理DBサーバを削除できます。
  • 業務管理者権限
  • システム管理者権限
アクセス権限が設定された範囲とは,ユーザーに設定されているJP1資源グループ名と同じJP1資源グループ名が設定されている論理システムの配下にある論理DBサーバ,またはJP1資源グループ名が設定されていない論理システムの配下にある論理DBサーバです。
アクセス権限については,「5.1 ユーザーの管理機能」を参照してください。

削除規則
  • 論理DBサーバを削除した場合,その論理DBサーバの配下にあるプロセスも削除されます。また,それらのマッピング情報も削除されます。ただし,仮想ホストは削除されません。
  • 同時に複数の論理サーバ(論理DBサーバ)を削除できません。
論理サーバの削除時の対象範囲については,「3.1.5(2)(c) 論理Webサーバの削除」の削除規則を参照してください。

(5) ユーザー定義サーバの定義

ユーザー定義サーバ(論理サーバ)の新規作成,変更,および削除の定義機能について説明します。

(a) ユーザー定義サーバの新規作成

ユーザー定義サーバの新規作成について説明します。

[図データ]

アクセス権限
次の操作権限を持つユーザーは,アクセス権限が設定された範囲で論理システムの配下にユーザー定義サーバを新規に作成できます。また,論理グループの配下にもユーザー定義サーバを新規に作成できます。
  • 業務管理者権限
  • システム管理者権限
アクセス権限が設定された範囲とは,ユーザーに設定されているJP1資源グループ名と同じJP1資源グループ名が設定されている論理システムの配下にあるユーザー定義サーバ,またはJP1資源グループ名が設定されていない論理システムの配下にあるユーザー定義サーバです。
作成されたユーザー定義サーバのアクセス権限は,論理システムのアクセス権限を継承します。
アクセス権限については,「5.1 ユーザーの管理機能」を参照してください。

新規作成規則
  • ユーザー定義サーバの直下には,複数のプロセスおよび複数の仮想ホストを定義できます。論理システム,論理グループ,および論理サーバは定義できません。
  • 同一の論理システム内に,同一名称の論理サーバ,論理グループ,プロセス,および仮想ホストは定義できません。

次に,ユーザー定義サーバの作成時に設定する項目とその内容を示します。

表3-17 ユーザー定義サーバの設定項目

項番 設定項目 詳細 必須/任意
1 名称 ユーザー定義サーバの名称を設定します。 必須
2 Cosminexus管理名 ユーザー定義サーバのCosminexusでの管理名を設定します。 任意
3 説明 ユーザー定義サーバに対する説明を設定します。 任意
4 ミドルウェア情報
名称
ユーザー定義サーバが稼働するミドルウェアの名称を設定します。 必須
5 ミドルウェア情報
バージョン
ユーザー定義サーバが稼働するミドルウェアのバージョンを設定します。 必須
6 管理ミドルウェア情報 ユーザー定義サーバが稼働するミドルウェアを管理する管理ミドルウェアの情報を設定します。管理ミドルウェア情報については表3-18を参照してください。 任意

注※ 上位の論理システムのテンプレートの種別が「Web推奨モデル」の場合,指定しても使用されません。テンプレートの種別が「フリーパターン」の場合は指定できません。


表3-18 管理ミドルウェア情報一覧

項番 設定項目 詳細 必須/任意
1 名称 ユーザー定義サーバが稼働するミドルウェアを管理する管理ミドルウェアの名称を設定します。 必須
2 バージョン ユーザー定義サーバが稼働するミドルウェアを管理する管理ミドルウェアのバージョンを設定します。 必須
3 ホスト名 ユーザー定義サーバが稼働するミドルウェアを管理する管理ミドルウェアのホスト名を選択します。 必須

(b) ユーザー定義サーバの変更

ユーザー定義サーバの変更について説明します。

アクセス権限
次の操作権限を持つユーザーは,アクセス権限が設定された範囲でユーザー定義サーバの名称,説明などを変更できます。
  • 業務管理者権限
  • システム管理者権限
アクセス権限が設定された範囲とは,ユーザーに設定されているJP1資源グループ名と同じJP1資源グループ名が設定されている論理システムの配下にあるユーザー定義サーバ,またはJP1資源グループ名が設定されていない論理システムの配下にあるユーザー定義サーバです。
アクセス権限については,「5.1 ユーザーの管理機能」を参照してください。

変更規則
  • ユーザー定義サーバの情報を変更しても,そのユーザー定義サーバの配下にある仮想ホスト,プロセスに対しては影響を与えません。

(c) ユーザー定義サーバの削除

ユーザー定義サーバの削除について説明します。

アクセス権限
次の操作権限を持つユーザーは,アクセス権限が設定された範囲でユーザー定義サーバを削除できます。
  • 業務管理者権限
  • システム管理者権限
アクセス権限が設定された範囲とは,ユーザーに設定されているJP1資源グループ名と同じJP1資源グループ名が設定されている論理システムの配下にあるユーザー定義サーバ,またはJP1資源グループ名が設定されていない論理システムの配下にあるユーザー定義サーバです。
アクセス権限については,「5.1 ユーザーの管理機能」を参照してください。

削除規則
  • ユーザー定義サーバを削除した場合は,そのユーザー定義サーバの配下にあるプロセスが削除されます。また,それらのマッピング情報も削除されます。ただし,仮想ホストは削除されません。
  • 同時に複数の論理サーバ(ユーザー定義サーバ)を削除できません。
論理サーバの削除時の対象範囲については,「3.1.5(2)(c) 論理Webサーバの削除」の削除規則を参照してください。

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