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付録J.4 トランスレータの対応

変換処理は,前提として使用するものがフォーマットによって次のように異なります。

属性型などFDL/MDLで定義される内容以外でのトランスレータの対応は次のとおりです。

<この項の構成>
(1) Sea-NACCS EDI電文を入力する場合(処理結果通知電文,出力情報電文)
(2) Sea-NACCS EDI電文を出力する場合(処理要求電文)
(3) Sea-NACCS EDIFACT電文を変換する場合

(1) Sea-NACCS EDI電文を入力する場合(処理結果通知電文,出力情報電文)

Sea-NACCS EDI電文を入力データとして変換する場合,FDL/MDLファイルで定義されているすべてのコンポーネントのデータが現れる前に入力データが終了したときは,入力データ終了以降に相当するコンポーネントのデータはスペースが入力されたものとして扱います。この場合,数値属性の場合は値「0」が入力されたことになります。

(2) Sea-NACCS EDI電文を出力する場合(処理要求電文)

Sea-NACCS EDI電文を出力データとして変換する場合,電文末尾のスペース項目をカットして,電文長も補正します。このほかの場合,次のように変換します。

(3) Sea-NACCS EDIFACT電文を変換する場合

Sea-NACCS EDIFACT電文を変換する場合,FDL/MDLファイル内で定義されている以外には,特別な変換処理はされません。通常のUN/EDIFACT形式データとは次の点が異なります。