uCosminexus Interschema ユーザーズガイド
MDLエディタを使用してDTDフォーマットをMDLへ挿入する場合,ELEMENT定義の親子関係に従って,ツリーへ展開します。
DTDのELEMENT定義で,子タグを内容モデルに持つELEMENTは構造コンポーネント,テキスト(#PCDATA)だけを持つELEMENTは型コンポーネントとします。コンポーネント名はタグ名です。EMPTY要素も型コンポーネントとして展開します。
内容モデル内に名前を持たない構造の定義がある場合,システムが自動的に名称を作成して,構造コンポーネントを作成します。このような,DTD上で名前を持たない(タグがない)構造を,ダミー構造と呼びます。混在内容もダミー構造の一つです。
ダミー構造の名称は,親のコンポーネント名称(ローカル名)に「#n」(nは通し番号)を付けたものです。これはシステムが与える特殊な名称なので,名称の前後にシングルクォーテーションが付きます。
混在内容のテキスト要素に対する型コンポーネントの名前は「#PCDATA」となります(これもシステムが与える特殊な名称です)。
EMPTY要素のコンポーネント,ダミー構造コンポーネント,混在内容のテキスト要素コンポーネントは,一般のコンポーネントとは異なる色(白)のアイコンで表示します。
<!ELEMENT ROOT (S+)> <!ELEMENT S (a,b*,MIX)> <!ELEMENT a EMPTY> <!ELEMENT b (#PCDATA)> <!ELEMENT MIX (#PCDATA|c)*> <!ELEMENT c (#PCDATA)> <!ATTLIST S S_attr CDATA #IMPLIED> <!ATTLIST a a_attr CDATA #REQUIRED>
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