uCosminexus Interschema ユーザーズガイド

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10.3.1 ENVStringクラス

ここでは,ENVStringクラスの仕様について説明します。

<この項の構成>
(1) ENVStringクラスの概要
(2) メソッドの詳細

(1) ENVStringクラスの概要

継承
java.lang.Object
|
+-- jp.co.Hitachi.interschema2.exitfunc.ENVString

 

形式
public final class ENVString
extends java.lang.Object

 

説明
InterschemaのET_ENVSTRING型に対応するJavaクラスです。出口関数の引数として使用します。Interschemaが出口関数の引数に文字列を渡す際に文字列データをStringに変換した文字列,及び変換時のエラーコードを持ちます。変換結果とエラーコードに格納される値の関係を,次の表に示します。

表10-3 変換結果とエラーコードに格納される値の関係

エラーコード 文字コード変換結果 文字列
0 変換に成功しました。 String文字列
0x01000001 変換時に不正な文字コードを検出しました。 不正な文字コードをスペースに置換したString文字列
-1 変換に失敗しました。 null
注※
フォーマット指定又は実行時オプションで不正文字コードのスペース置換を禁止している場合,変換時に不正文字コードを検出したときは,変換失敗として処理します。

メソッドの概要
形式 機能
public String getString() 文字列を取得します。
public int getErrorCode() 文字コード変換のエラーコードを取得します。

(2) メソッドの詳細

(a) getString

形式
public String getString()

 

引数
なし

説明
文字列を取得します。

戻り値
文字列が返されます。
(b) getErrorCode

形式
public int getErrorCode()

 

引数
なし

説明
文字列変換時のエラーコードを取得します。

戻り値
文字列変換のエラーコードが返されます。