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10.2.7 StringDataクラス

ここでは,StringDataクラスの仕様について説明します。

<この項の構成>
(1) StringDataクラスの概要
(2) コンストラクタの詳細
(3) メソッドの詳細

(1) StringDataクラスの概要

継承
java.lang.Object
|
+-- jp.co.Hitachi.soft.interschema2.TranslateData
    |
    +-- jp.co.Hitachi.soft.interschema2.StringData

 

形式
public final class StringData
extends jp.co.Hitachi.soft.interschema2.TranslateData

 

説明
文字列形式の変換対象データを定義します。Java言語の文字列形式のデータオブジェクトを変換する場合に使用します。この変換対象データは,入力及び出力のどちらにも使用することができます。

コンストラクタの概要
形式 機能
public StringData(String formatName, String data) 指定されたフォーマット名及び文字列データから,文字列形式の変換対象データを生成します。

メソッドの概要
形式 機能
protected byte[] toByteArray(Object obj) 指定されたデータオブジェクトをバイト列に変換します。
protected Object toDataObject(byte[] byteData) 指定されたバイト列をデータオブジェクトに変換します。

(2) コンストラクタの詳細

(a) StringData

形式
public StringData(String formatName, String data)

 

引数
引数 内容
formatName フォーマット名を指定します。
data 文字列形式のデータオブジェクトを指定します。

説明
指定されたフォーマット名及び文字列データから文字列形式の変換対象データを生成します。

(3) メソッドの詳細

(a) toByteArray

形式
protected byte[] toByteArray (Object obj)
    throws TranslatorException

引数
引数 内容
obj 文字列形式のデータオブジェクトを指定します。

説明
指定されたデータオブジェクトをバイト列に変換します。指定の文字列形式のデータオブジェクトを,プラットフォームデフォルトの文字列セットを使用してバイト列に変換します。

戻り値
データオブジェクトのバイト列が返されます。

例外
例外 内容
TranslatorException 指定されたデータオブジェクトがStringクラスのインスタンスでない場合,又はデータオブジェクトをバイト列に変換失敗した場合に発生します。
(b) toDataObject

形式
protected Object toDataObject (byte[] byteData)
    throws TranslatorException

 

引数
引数 内容
byteData データオブジェクトのバイト列を指定します。

説明
指定されたバイト列をデータオブジェクトに変換します。指定されたバイト列をプラットフォームデフォルトの文字セットを使用して文字列形式のデータオブジェクトに変換します。

戻り値
文字列形式のデータオブジェクトが返されます。

例外
例外 内容
TranslatorException バイト列のデータオブジェクトへの変換に失敗した場合に発生します。