uCosminexus Interschema ユーザーズガイド

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10.1 データ変換処理API(Java言語)の概要

Interschemaは,Java言語の実行環境で,ユーザ業務プログラムからトランスレータを起動してデータ変換を行うために必要な,データ変換処理API(Java言語)を提供します。

ただし,データ変換処理API(Java言語)を利用できるユーザ業務プログラムは,Cosminexus Component Conteiner上でフォーマットを変換する目的で作成されたServletに限ります。Servlet以外のJava言語で作成された一般のプログラムからは,データ変換処理API(Java言語)を利用することはできません。

また,データ変換処理API(Java言語)は,内部でJava Native Interface(以降,JNIと呼びます)を使用しているため,データ変換処理API(Java言語)を使用して作成したユーザ業務プログラムを,Enterprise Java Beans(EJB)から直接呼び出すことはできません。

この節では,データ変換処理API(Java言語)の機能概要,パッケージ構成,各パッケージに含まれるJavaクラスの仕様,及び使用時の注意事項について説明します。データ変換処理API(Java言語)の関数を使用する前に,必ずお読みください。

<この節の構成>
10.1.1 データ変換処理API(Java言語)の機能概要
10.1.2 データ変換処理API(Java言語)のパッケージ構成
10.1.3 jp.co.Hitachi.soft.interschema2パッケージのクラスの概要
10.1.4 jp.co.Hitachi.soft.interschema2.exitfuncパッケージのクラスの概要
10.1.5 データ変換処理API(Java言語)使用時の注意事項