uCosminexus Interschema ユーザーズガイド
etmerge /AD 旧MDLファイル 新MDLファイル DTDファイル
{/IN フォーマット名|/OUT フォーマット名}
[ルート要素名[展開ネスト数]]
- /AD
- 指定したDTDフォーマットをMDLファイルに挿入する機能を実行するオプションです。
- 旧MDLファイル
- 変更前のMDLファイル名を指定します。種別は入力です。
- 新MDLファイル
- DTDファイルを挿入した後のMDLファイル名を指定します。旧MDLファイルと同じファイルを指定してもかまいません。種別は出力です。
- DTDファイル
- MDLファイルに挿入するDTDファイル名を指定します。種別は入力です。
- フォーマット名
- MDLファイルに挿入するDTDフォーマット名を256バイト以内で指定します。入力フォーマットとして挿入する場合は「/IN」,出力フォーマットとして挿入する場合は「/OUT」をそれぞれフォーマット名の前に指定します。種別は入力です。
- ルート要素名
- DTDフォーマットのルートとする要素名を指定します。指定しない場合,自動的にルートとする要素が選択されます。挿入するDTDフォーマットのルートとする要素の候補が一つだけである場合は,指定しても意味がありません。種別は入力です。
- 展開ネスト数
- DTDフォーマットの再帰構造の展開ネスト数を0〜250の範囲で指定します。ルート構造が再帰構造の場合は,1〜250の範囲で指定します。指定しない場合,自動的に1となります。挿入するDTDフォーマットに再帰構造がない場合は,指定しても意味がありません。種別は入力です。
(3) /ADオプション指定時の注意事項
- 旧MDLファイルがない場合は,新MDLファイルを新規に作成します。
- 対象となるDTDフォーマットが再帰構造を含む場合,再帰構造を展開するときの最大コンポーネント数は100,000として処理されます。コンポーネント数が100,000を超える場合は,MDLエディタを使用してください。
DTDフォーマット挿入機能の実行例を次に示します。
「OLD.mdl」に,「ADD.dtd」の内容をDTDフォーマット「Format1」として出力側に挿入した結果を「NEW.mdl」として出力します。DTDフォーマットのルート要素は「ROOT1」と,再帰構造の展開ネスト数は「3」とします
etmerge /AD OLD.mdl NEW.mdl ADD.dtd /OUT Format1 ROOT1 3
All Rights Reserved, Copyright (C) 2000, Information-technology Promotion Agency, Japan.
All Rights Reserved. Copyright (C) 2005, 2008, Hitachi, Ltd.
All Rights Reserved, Copyright (C) 1985-1998, Microsoft Corporation.