uCosminexus Interschema ユーザーズガイド
コンポーネント名を指定する場合,又はルート構造から自コンポーネントまでに複数回出現するコンポーネントがある場合は,式中でインデクスを指定する必要があります。ただし,変数はインデクスを持っていないため,変数のグローバル名に対してはインデクスを指定できません。
インデクスの指定方法には次の4種類があります。
- 固定の値を指定して何番目に出現するコンポーネントかを示します。
- 算術式などを使用して特定します(例えば,INDEX関数による指定)。
- ワイルドカード「*」を使用します。ワイルドカードは,複数回出現するコンポーネントの出現すべてを指定する意味になります。
なお,「*」が指定できる関数は限定されています。Interschemaが提供する関数については,「6.7.3 関数」の「表6-14 関数一覧」を参照してください。ユーザ組み込み関数の場合は,可変個の引数を持つ関数で「*」が使用できます。
- 「?」を使用します。「?」は,マップ式が記述されたコンポーネントの現在の出現のインデクスを表します。複数回出現するコンポーネントのマップ式で使用すると,入力側のコンポーネントと式を定義している出力側のコンポーネントを1対1に同じ順序で対応付けます。現在の出現インデクスを表します。INDEX関数で「INDEX(0)」と記述するのと同じ意味です。マップ式の左辺では使用できません。
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