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6.7.1 データ型

演算子,関数の説明で使用するデータ型を次に示します。

なお,変数はグローバル名で表しますが,扱いは数値,文字列,又はバイト列の値になります。EXIST関数やLENGTH関数などのグローバル名としては,使用できません。

表6-12 演算子及び関数の説明で使用するデータ型

データ型名 対応する要素の主属性 説明
i_num 整数
数値
暗黙的小数部付数値
ゾーン形式数値
パック形式数値
符号付2進整数
符号無2進整数
数値を扱うデータ型です。
定数の主属性
  • 数字列
  • 浮動小数文字列
  • バイト列(16進表記数値)
i_string 1バイトコード文字列
2バイトコード文字列
1バイト/2バイト混在文字列
文字列を扱うデータ型です。
定数の主属性
  • 文字列
i_stream バイトストリーム バイト列を扱うデータ型です。
定数の主属性
  • バイト列
i_dtm 日付
時刻
日付時刻
日付,時刻を扱うデータ型です。
i_bool EXIST関数や比較式の評価結果などのブール型です。
i_null データがないことを表す型です。
マップ式で使用する定数%NULLなどに対応します。
any (特に制限なし) 任意の型です。
グローバル名
パス名
式中で使用するコンポーネント(XML属性を含む)の名称です。
グローバル名は,フォーマットから親と子の名称を@で連結したものです。

Format@Root@Data@Item

(対象となるコンポーネント名称はItem)
 
XML属性を表す場合は,属性を持つコンポーネント名+@@+属性名として表します。

Format@Root@Data@Item@@Attr

(対象となるXML属性名称はAttr)
 
変数を表す場合は,フォーマット名+@+変数名として表します。

Format@Variable

(対象となる変数はVariable)
パス名は略記法も含めた総称です。

(凡例)
−:該当しません。