uCosminexus Interschema ユーザーズガイド
年,月,日,時,分,秒のパートの組み合わせで構成する型です。パート部分は数値ですが,型全体としては文字列と同じ扱いとなり,左右寄せ,埋め字が任意に指定できます。ただし,パート値として使用できるのは1バイト文字で,文字コードとして2バイト文字コードは使用できません。文字コードとして初期値が指定された場合は,フォーマットの混在型文字列の文字コードに従います。
パートについては,「(3) 日付時刻型」を参照してください。
8桁(CCYYMMDD),6桁(YYMMDD)の数字によって,年月日を表します。MMは01〜12,DDは01〜31の範囲です。
パート間の区切り文字がなく,パート値の前0ありで構成された日付時刻型の一形態です。
最大6桁の数字によって,24時間制の時刻(時分秒)を表します。数字は6桁(hhmmss)です。hhは00〜23,mmは00〜59,ssは00〜59の範囲です。上位桁が省略された場合は,その桁は0と見なします。
パート間の区切り文字がなく,パート値の前0あり,秒小数部なしで構成された日付時刻型の一形態です。次に例を示します。
日付時刻型は,数値を表すパート,各パート間を区切る文字,ゾーン部から構成されています。秒を表すパートは,小数部を持つことができます。パートの順序構成は任意です。ただし,ゾーン部は型の末尾です。個々のパートは数値で,前0の有無が指定できます。
「CC」を使用しないで「YY」だけを使用したとき,「YY」が00〜50の場合は2000年〜2050年までを表し,「YY」が51〜99の場合は1951年〜1999年までを表します。
トランスレータは,通常はパート値の検証をしません。各パートの値の妥当性は実行時オプション「-DTM」が指定された場合だけ実行します。ただし,実行時オプションの指定があっても,日時としての妥当性は検証しません。
日付型,時刻型を含め,日付時刻型には,次の制限事項があります。
日付時刻型のパートを次に示します。
表6-8 日付時刻型のパート
パート | 意味 | 備考 |
---|---|---|
CCYY | 西暦年(0〜9999)※ | 1〜4桁 |
CC | 西暦年上位2桁(0〜99)※ | 最大2桁 |
YY | 年(西暦年下2桁)(0〜99)※ | 最大2桁 |
MM | 月(1〜12) | 最大2桁 |
DD | 日(1〜31) | 最大2桁 |
hh | 時(0〜23) | 最大2桁 |
mm | 分(0〜59) | 最大2桁 |
ss | 秒(0〜59,小数部可) | 整数部最大2桁,小数部最大28桁 |
次に例を示します。
20010124 (=2001年1月24日) '01/01/24 (=2001年1月24日) 2001-01-24T13:20:00+09:30※(=2001年1月24日13時20分00秒)
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