uCosminexus Interschema ユーザーズガイド
ここでは,MDLエディタの画面構成について説明します。MDLエディタは次の操作で起動できます。
MDLエディタの画面構成図4-2に示します。
図4-2 MDLエディタの画面構成
画面内の各部分について次に説明します。図4-2の番号は,説明の番号と一致しています。
MDLエディタのメインとなるフレームウィンドウです。
実行するコマンドを指定するためのメニューです。コマンドの詳細については,MDLエディタのヘルプを参照してください。
使用頻度の高いコマンドのボタンを集めたバーです。マウスでドラッグすると,任意の位置に移動できます。各ボタンの上にマウスカーソルを移動させると,ステータスバーにボタンの説明が表示されます。
一つのドキュメントに対して複数個表示できるウィンドウです。一度に複数のドキュメントを編集できます。ただし,MDLエディタで一度に編集できるドキュメントは10個までです。
入力側のフォーマットを表示するビューです。
出力側のフォーマットを表示するビューです。
複数のフォーマットの中から編集したいフォーマットを選択するタブです。タブをクリックすることで,編集したいフォーマットを切り換えられます。
現在,ツリーのルートとして表示されているコンポーネント名を表示するエリアです。
フォーマット内のコンポーネントの階層構造,属性,マッピング状況などを表示するコントロールです。
図4-3 フォーマットツリーリスト
フォーマットツリーリストのカラムについて,表4-1に説明します。
表4-1 フォーマットツリーリストのカラム
カラム名 | 意味 |
---|---|
階層構造 | ルート構造以下のコンポーネントをツリーで表示します。 |
必須 | この欄にマークがあるコンポーネントに対して,必ずマップ式を定義する必要があることを表します。FDLエディタで,コンポーネントのプロパティにマップ式定義を必須とした場合はマークが表示され,必須としなかった場合マークは表示されません。 入力フォーマットツリーリストにこのカラムはありません。 |
デフォルト | この欄にマークがあるコンポーネントは,デフォルト式が指定されていることを表します。デフォルト式が指定されているコンポーネントに対してマップ式を定義すると,マップ式で定義した値が有効となります。 入力フォーマットツリーリストにこのカラムはありません。 |
変数式 | この欄にマークがあるコンポーネントは,変数式が定義されていることを表します。 |
済 | この欄にマークがあるコンポーネントに対してマップ式が定義済みであることを表します。マップ式が定義されているかどうかは,マップビューに表示されるテキスト文字の有無で判定されます。 入力フォーマットツリーリストにこのカラムはありません。 |
コメント | FDLエディタで型や構造に対して定義したコメントが表示されます。出力フォーマットツリーリストの場合,オプションの設定でコメントの代わりにマップ式を表示することもできます。 |
ツリーは次の動作によって縮小・展開できます。
入力フォーマットツリーリストのアイテムを出力フォーマットツリーリストにドラッグ&ドロップしたり,アイテムをマップビューにドラッグ&ドロップしたりして,マッピングします。ただし,異なるMDLエディタ間でドラッグ&ドロップによるマッピングはできません。
出力側のフォーマット内で選択しているコンポーネントのマップ式を表示するビューです。ここでは,式を直接記述したり,ダイアログから演算子や関数を選択したりして,マップ式を編集します。
図4-4 マップビュー
また,フォーマットツリーリストのコンポーネントをマップビュー内にドラッグ&ドロップすると,マップ式中にそのコンポーネント名を挿入できます。
メニューバーやツールバーからコマンドを選択する際に,コマンドの説明を表示するエリアです。
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