uCosminexus Interschema ユーザーズガイド
これまでの例では,データの構造を定義してきました。FDLエディタでは,データの構造を定義する以外に,データなどに対する条件を設定できます。データに対する条件を定義する式を「条件式」と呼びます。
フォーマット「FIX」を例にして,条件式について説明します。フォーマット「FIX」の構造を図3-37に示します。
図3-37 フォーマット「FIX」の構造
例えば,ヘッダ部の受信者の値が「HITACHI0」以外の場合は,データ不正としてエラー処理することとします。このような条件は,コンポーネントの条件として記述できます。
図3-38 [条件式]ダイアログ
図3-39 [特殊記号]ダイアログ
条件式に使用する記号を選択し,[OK]ボタンをクリックします。ここでは,自コンポーネントを表す「#」を選択します。選択した記号が条件式に挿入されます。# == "HITACHI0"
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