1.2 外部システムのアクセス権連携
Enterprise Searchでは,すでに運用中の外部システムのユーザー認証情報を取り込んで,Enterprise Searchのユーザーとして同じアクセス権で運用することができます。
アクセス権の取り込みができる外部システムは,Domino Directoryのシステム独自のユーザー認証情報,およびActive Directoryのユーザー認証情報です。
ユーザー認証情報を取り込む手順を,次の図に示します。
なお,Active Directoryユーザー管理オプションを使用する場合は,ここで説明する手順を実行する必要はありません。Active Directoryユーザー管理オプションの詳細については「8.2.1 認証設定」を参照してください。
なお,外部システムを複数構成でクローラーに設定する場合は,共通クローラー識別子の設定が必要です。詳細については「5.4.1 クローラー詳細情報の共通設定項目」を参照してください。
また,Groupmaxの場合はアドミニストレーター画面での設定が必要となります。詳細については「8.2.3 Groupmax検索設定」を参照してください。
Enterprise SearchのユーザーのログインIDと外部システムのユーザーIDが一致している場合は,複数の外部システムと連携することができます。複数の外部システムと連携する手順を次に示します。
ログインIDが一致している場合,②〜④の手順を連携する外部システムの数だけ繰り返してください。Enterprise Searchと登録した数だけの外部ユーザー情報を関連付けて,③でCSVファイルを出力します。最後にユーザー一括登録を一度実行すると,外部システムとの連携が終了します。