Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

付録D.1 メッセージの形式

<この項の構成>
(1) メッセージの出力形式
(2) メッセージの記載形式

(1) メッセージの出力形式

[ファイル共有]ポートレット,[ファイル共有設定]ポートレットの操作時に出力されるメッセージの出力形式を次に示します。

KDCFnnnnn-i X………X
KDCFnnnnn-i
メッセージID
X………X
メッセージテキスト

(2) メッセージの記載形式

このマニュアルでのメッセージの記載形式と,形式の説明を次に示します。

(a) 記載形式

メッセージの記載形式を次に示します。


KDCFnnnnn-i <Y>

日本語のメッセージテキスト
英語のメッセージテキスト

補足説明
(S)
メッセージが出力された要因およびシステムの動作
(U)
[ファイル共有]ポートレットを使用しているユーザ,または[ファイル共有設定]ポートレットを使用しているシステム管理者が実施する対策
(O)
システム管理者が実施する対策
(b) 形式の説明

メッセージの記載形式について説明します。

KDCFnnnnn-i
メッセージIDを示します。
KDCF
[ファイル共有]ポートレット,[ファイル共有設定]ポートレットのメッセージであることを示します。
nnnnn
メッセージの番号を示します。それぞれのメッセージに5けたの固有の番号が付いています。
i
メッセージの種類を示します。
  • E(エラー)
    処理を中断します。
  • W(警告)
    メッセージ出力後,処理は続けられます。
  • I(通知)
    システムの動作を通知するメッセージです。
  • Q(応答)
    システムからの通知に対してユーザが応答するメッセージです。

<Y>
メッセージの出力先を示します。
注意事項
メッセージの出力先は,実際に出力されるメッセージには表示されません。
P:コマンドプロンプト
コマンドプロンプトには,次に示すメッセージが出力されます。
  • コマンドが実行中であることを示すメッセージ
  • クラスライブラリのメソッドに関する詳細メッセージ
    ただし,ここに詳細メッセージが出力されるのは,クライアントの環境変数「DBR_DETAIL_ERRORLOG」が「ON」に設定されている場合です。
F:トレースファイル
トレースファイルには,詳細エラーログファイルに出力されるメッセージ以外のすべてのメッセージが出力されます。したがって,イベントログまたはコマンドプロンプトにメッセージが出力された場合,同一内容のメッセージがトレースファイルにも出力されます。
W:Webブラウザ上
Webブラウザ上に出力されます。
A:アクセス履歴ファイル
アクセス履歴ファイルには,アクセス履歴が出力されたことを示すメッセージIDが出力されます。
なお,アクセス履歴ファイルに出力されるメッセージには,メッセージテキストがありません。

メッセージテキスト
[ファイル共有]ポートレット,[ファイル共有設定]ポートレットの操作時に出力されるメッセージテキストを示します。メッセージテキストに表示される%n(nは挿入句の順番)は,メッセージが出力される状況によって変わる値です。

補足説明
メッセージテキストに対する補足説明を示します。

(S)
メッセージが出力された要因およびシステムの動作を示します。

(U)
[ファイル共有]ポートレットを使用しているユーザ,または[ファイル共有設定]ポートレットを使用しているシステム管理者が実施する対策を示します。
システム管理者への連絡について
ユーザが実施する対策での「システム管理者に連絡してください」とは,システム管理者が対処するか,システム管理者が弊社問い合わせ窓口に連絡することを示します。
クラスライブラリの戻り値について
ユーザが実施する対策が「クラスライブラリの戻り値であるメジャーコード,マイナーコードからエラーの原因を特定し,対処してください。」の場合は,クラスライブラリの戻り値について,マニュアル「Collaboration - File Sharing メッセージ」を参照してください。

(O)
システム管理者が実施する対策を示します。
保守員への連絡について
システム管理者が実施する対策での「保守員に連絡してください」とは,購入時の契約に基づいて,システム管理者が弊社問い合わせ窓口に連絡することを示します。