Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド

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2.2.7 ファイルをロックする

ファイルをロックするには,[アクション▼]メニューで操作します。

操作

  1. ファイル/フォルダ一覧領域で,ロックしたいファイルのチェックボックスをチェックします。
  2. [アクション▼]−[ロック]を選択します。
    チェックしたファイルがロックされます。

注意事項
  • 複数のファイルを一度にロックすることはできません。1ファイルずつロックしてください。
  • 更新権がないファイルに対して,操作は実行できません。
  • ロックしようとしたファイルのサイズが,個人ルートフォルダ,グループルートフォルダまたはワークプレースルートフォルダの,残りのサイズを超える場合,エラーとなります。
  • ファイルが格納されているルートフォルダ(個人ルートフォルダ,グループルートフォルダまたはワークプレースルートフォルダ)のプロパティの[状態]が「調整中」または「調整中(ファイル参照可)」のときは,操作は実行できません。フォルダのプロパティは,フォルダの[プロパティ全般]画面で確認できます。詳細は,「3.14.2 フォルダの[プロパティ全般]画面」を参照してください。
  • ファイルをロックするとき,ロックするファイルのサイズ分が作業領域として確保されます。そのため,個人フォルダ,グループフォルダ,またはコミュニティフォルダで最大許容サイズを設定している場合,ロックするファイルのサイズが残りのサイズを超えないように注意する必要があります。
    ファイルのロック,ファイルの更新,アンロックの順番で操作した場合を例に,使用済みサイズおよび作業領域がどのように更新されるか説明します。例では,個人フォルダの場合,個人ルートフォルダの最大許容サイズが1,024KB,そのうち使用済みサイズが500KBとします。
例:
  1. 個人フォルダに格納されている100KBのファイルをロックします。
    ファイルをロックしたタイミングで,ロックしたファイルと同じサイズ分が作業領域として確保されます。そのため,使用済みサイズは500 + 100 = 600KBとなります。
  2. ロックしたファイルを105KBのファイルで更新します。
    ファイルサイズが5KB分増えたので,使用済みサイズは605KBになります。
  3. 更新した内容を反映して,アンロックします。
    アンロックするタイミングで,作業領域が解放されます。そのため,1.で確保した作業領域100KBが解放され,使用済みサイズは605 - 100 = 505KBとなります。