Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド

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1.1 File Sharingとは

File Sharingは,Collaborationのユーザ間でファイルを共有するための製品です。File Sharingでは,共有する複数のファイルを,フォルダにまとめたり,分類したりして管理します。共有するファイルを格納するフォルダは,個人ごと,グループごと,またはCollaborationのコミュニティごとに作成します。グループとは,組織やユーザの集まりを指します。コミュニティとは,同じ目的を持つ人の集まりを指します。

個人が所有するファイルを格納するためのフォルダを個人フォルダといいます。グループでファイルを共有,管理するためのフォルダをグループフォルダといいます。また,コミュニティで共有するファイルを公開し,一元管理するためのフォルダをコミュニティフォルダといいます。

個人フォルダ,グループフォルダおよびコミュニティフォルダに格納したファイルは,物理的な場所に関係なく,WebブラウザやエクスプローラからWeb環境にアクセスして操作できます。したがって,ファイルを格納した媒体やモバイル機器を持ち歩いたり,ファイルをメールに添付して送信したりする必要がありません。

グループフォルダを利用することで,グループ内の組織およびユーザ間で最新のファイルを共有できます。

また,コミュニティでプロジェクトを進める際に,コミュニティ内でのメールや会議室を使用したやり取りに,コミュニティフォルダを利用すれば,コミュニティ内のメンバ間で常に最新のファイルを共有できるので,プロジェクトを効率的に進めることができます。