［議事録作成］画面では，議事録を作成する場合の条件を設定できます。

［議事録作成］画面を次に示します。

図4-55　［議事録作成］画面

画面の各項目について説明します。

［対象範囲］

議事録作成の対象となる会議室の名称が表示されます。

［文字列］

議事録を作成する場合に検索条件とする文字列を入力します。主題，本文，発言者名，および添付ファイルの内容（添付ファイル名は検索対象外です）が検索対象となります。ただし，次に示す文字列は，検索されません。

• 議題または発言の状態を示す文字列
• 議題または発言が最大表示文字数を超えた場合に，主題の最後に表示される文字列

また，添付ファイルの内容を検索する場合は，［文字列検索の条件］の［添付ファイルも含める］チェックボックスをチェックする必要があります。

［文字列］には，全角文字で約100文字，半角英数字換算で300文字まで入力できます。全角文字および半角文字を混在して入力できます。

また，［文字列］には，複数の文字列を入力できます。複数の文字列を入力する場合，文字列と文字列の区切りとして全角または半角のスペースを使用します。このため，スペースを含む文字列は検索できません。

スペースおよびタブ文字が，文字列の前後に入力されている場合は削除されます。複数の文字列を指定した場合は，最初の文字列の前と最後の文字列の後ろに入力されているスペースおよびタブ文字が削除されます。

スペースだけ，タブ文字だけ，またはスペースとタブ文字だけの文字列は設定できません。

複数の文字列だけを入力して議事録を作成すると，入力した複数の文字列をすべて含む主題，本文，発言者名，および添付ファイルの内容が検索されます（AND条件となります）。複数の文字列のどれか一つを含む主題，本文，発言者名，および添付ファイルの内容を検索したいとき（OR条件）は，［文字列検索の条件］のドロップダウンリストで［どれか一つを含む］を選択してください。

なお，「*」または「?」でのワイルドカード指定はできません。「*」を指定した場合は「*」が含まれる文字列が，「?」を指定した場合は「?」が含まれる文字列が検索されます。

［文字列検索の条件］

［文字列］に複数の文字列を指定した場合の条件をドロップダウンリストで選択します。

ドロップダウンリストの項目を次に示します。

［すべて含む］：複数の文字列をすべて含むものだけを検索します（AND条件）。

［どれか一つを含む］：複数の文字列のどれか一つを含むものをすべて検索します（OR条件）。

また，次に示すチェックボックスで，文字列の検索対象として添付ファイルの内容を含めるかどうかを設定できます。

［添付ファイルも含める］チェックボックス

文字列の検索対象として，添付ファイルの内容を含める場合にチェックします。なお，添付ファイル名は検索対象外となります。

検索できる文字列については，システム管理者に確認してください。

［属性］

検索対象とする属性を選択します。複数選択できます。

［属性］には，最新の属性名が表示されます。

［議論状態］

検索対象とする議論状態（「未決」，「既決」など）を選択します。複数選択できます。

［議論状態］には，最新の議論状態名が表示されます。

［重要度］

検索対象とする重要度（「普通」，「重要」，または「最重要」）を選択します。複数選択できます。

［発言者］

検索対象とする発言者を設定します。複数人の設定ができます。

また，コミュニティのメンバリストまたは［ユーザ検索］ポートレットからメンバのドラッグ & ドロップによって［発言者］を設定できます。

［追加］ボタン

検索対象とする発言者をメンバ一覧から追加できます。

• コミュニティに属する会議室の場合
  コミュニティのメンバリストが表示されます。メンバリストでメンバを設定することによって，そのメンバが［発言者］に表示されます。
  
• 個人（ユーザ自身）の会議室の場合
  ［ユーザ検索］ポートレットが表示されます。［ユーザ検索］ポートレットでメンバを設定することによって，そのメンバが［発言者］に表示されます。
  

［削除］ボタン

設定されている発言者を削除します。複数人を選択して削除することもできます。

［回答責任者］

検索対象とする回答責任者を設定します。複数人の設定ができます。

また，コミュニティのメンバリストまたは［ユーザ検索］ポートレットからメンバのドラッグ & ドロップによって回答責任者を設定できます。

［追加］ボタン

検索対象とする回答責任者をメンバ一覧から追加できます。

• コミュニティに属する会議室の場合
  コミュニティのメンバリストが表示されます。メンバリストでメンバを設定することによって，そのメンバが［回答責任者］に表示されます。
  
• 個人（ユーザ自身）の会議室の場合
  ［ユーザ検索］ポートレットが表示されます。［ユーザ検索］ポートレットでメンバを設定することによって，そのメンバが［回答責任者］に表示されます。
  

［削除］ボタン

設定されている回答責任者を削除します。複数人を選択して削除することもできます。

［発言日］

検索対象とする発言日付の範囲を入力します。日付は，ユーザが設定した日付の書式に従って入力します。また，［カレンダ］ポートレットからのドラッグ & ドロップによって日付を設定できます。日付の書式を設定する方法の詳細は，マニュアル「Collaboration　ユーザーズガイド」を参照してください。

開始日（上の入力領域）と終了日（下の入力領域）を組で入力した場合は，開始日に設定した日付の時刻00:00:00から，終了日に設定した日付+1日の時刻00:00:00までの間で検索されます。開始日だけ入力した場合は，開始日以降がすべて検索対象となります。終了日だけ入力した場合は，終了日以前がすべて検索対象となります。

［カレンダ］ボタン

［カレンダ］ポートレットが表示されます。［カレンダ］ポートレットの日付を選択すると，選択した日が［発言日］に設定されます。

［作成］ボタン

この画面で設定した条件で議題または発言が検索され，議事録が［議事録表示］画面に表示されます。ただし，検索条件として次に示す項目のうち，どれか一つが設定されていない場合，議事録を作成するかどうかを確認するメッセージが表示されます。

• ［文字列］，［属性］，［議論状態］，［重要度］，［発言者］，［回答責任者］，［発言日］

［議事録表示］画面の詳細は，「4.28　［議事録表示］画面」を参照してください。

［閉じる］ボタン

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