Collaborationは,組織階層を超えた情報共有・協働作業を支援する企業ポータルです。CollaborationのコンポーネントであるCollaboration - Scheduleでは,スケジュールを共有情報として公開できます。スケジュールを公開することで,例えば,会議の開催日時を主催者が設定,変更できるようになります。また,自分のスケジュール管理にも利用できます。
なお,ユーザが[スケジュール]ポートレットに対して実行した操作の履歴を監査ログに出力できます。監査ログの概要や設定方法については,マニュアル「Collaboration 導入ガイド」を参照してください。
監査ログが出力される操作,および監査ログのメッセージについては,次の個所を参照してください。
Collaboration - Scheduleは,次の二つの目的で使用します。
- メンバのスケジュールを管理する
Groupmax Scheduler ServerおよびGroupmax Facilities Managerと連携することで,メンバのスケジュールを管理できます。この機能を,スケジュール管理機能といいます。
この機能を利用すると,メンバのスケジュール確認やメンバへのスケジュール予約ができ,メンバ間のスケジュール調整ができます。さらに,共同で使用する施設のスケジュールも,参照したり予約したりできます。
DBモードのGroupmax Scheduler Serverと連携することで,タイムゾーンや使用している言語が異なるユーザのスケジュールも管理できます。
DBモードについてはマニュアル「Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド」を参照してください。
DBモードのGroupmax Scheduler Serverと連携したモードをグローバルモードと呼びます。
DBモードのGroupmax Scheduler Serverと連携して,[スケジュール]ポートレットをグローバルモードで動作させる方法については「2.5.4(27) [スケジュール]ポートレットをグローバルモードで動作させるかどうかの指定(hptl_clb_csc_use_database)」を参照してください。
- 自分のタスクを管理する
自分の仕事(以降,タスクと呼びます)を重要度および終了期限で管理する機能を,タスク管理機能といいます。
この機能では,何の仕事をいつまでに終わらせるかを,重要度とともに管理できます。これらの情報は一覧で表示できるので,自分の仕事を一目で確認できます。
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