Groupmax Scheduler Serverのホスト名，またはIPアドレスを指定します。

なお，この設定をすると，Collaboration - Calendarの［カレンダ］ポートレットにGroupmax Scheduler Serverで設定した休日情報を表示させることができます。この場合，タイムアウトする時間は，hptl_clb_csc_socket_time_outの値となります。

hptl_clb_csc_socket_time_outの詳細は，「(13) Groupmax Scheduler ServerおよびGroupmax Facilities Managerとの通信でタイムアウトする時間の指定（hptl_clb_csc_socket_time_out）」を参照してください。

この設定は省略できません。

初期設定値：空白行

Groupmax Scheduler Serverのサービス番号を数値で指定します。servicesファイルに指定されているサービス名は指定できません。

なお，この設定をすると，Collaboration - Calendarの［カレンダ］ポートレットにGroupmax Scheduler Serverで設定した休日情報を表示させることができます。この場合，タイムアウトする時間は，hptl_clb_csc_socket_time_outの値となります。

hptl_clb_csc_socket_time_outの詳細は，「(13) Groupmax Scheduler ServerおよびGroupmax Facilities Managerとの通信でタイムアウトする時間の指定（hptl_clb_csc_socket_time_out）」を参照してください。

この設定は省略できません。

初期設定値：20013

Groupmax Facilities Managerのサービス番号を数値で指定します。servicesファイルに指定されているサービス名は指定できません。

サービス番号を指定すると，ツリービューに［施設］アイコンが表示され，施設にスケジュールを予約できます。

Groupmax Facilities Managerを使用しない場合は，0を指定してください。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，0が設定されます。

初期設定値：20102

省略時に仮定される値：0

［スケジュール］ポートレットの画面で，メンバ名と組織名に，ディレクトリサーバに登録されている名前を表示させるか，またはGroupmax Scheduler Serverに登録されている名前を表示させるかを指定します。1または2を指定してください。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，2が設定されます。

1を指定した場合

Groupmax Scheduler Serverに登録されているメンバ名と組織名が表示されます。

この場合，Collaborationの表示言語を英語に切り替えても，Groupmax Scheduler Serverに登録されている言語で表示されます。

2を指定した場合

ディレクトリサーバに登録されているメンバ名と組織名が表示されます。

初期設定値：2

省略時に仮定される値：2

スケジュール調整画面で，メンバ名と組織名に，ディレクトリサーバに登録されている名前を表示するか，Groupmax Scheduler Serverに登録されている名前を表示するかを指定します。なお，ディレクトリサーバに登録されている名前を表示する場合は，よく使う組織も表示されます。1または2を指定してください。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，2が設定されます。

1を指定した場合

Groupmax Scheduler Serverに登録されているメンバ名と組織名が表示されます。この場合，Collaborationの表示言語を英語に切り替えても，Groupmax Scheduler Serverに登録されている言語で表示されます。

2を指定した場合

ディレクトリサーバに登録されているメンバ名と組織名が表示されます。

初期設定値：2

省略時に仮定される値：2

複数メンバの［一日の予定］画面および複数メンバの［一週間の予定］画面で，空き時間を検索する機能を使用するかしないかを指定します。0または1を指定してください。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，1が設定されます。

0を指定した場合

空き時間を検索する機能を使用しません。

1を指定した場合

空き時間を検索する機能を使用します。

初期設定値：1

省略時に仮定される値：1

［一日の予定］画面^※1，自分の［今後の予定］画面，［一週間の予定］画面^※2，およびメンバの［一ヶ月の予定］画面で，スケジュールにマウスポインタを合わせたときに，ツールチップにスケジュールの内容を表示するかしないかを指定します。0または1を指定してください。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，1が設定されます。

0を指定した場合

ツールチップにスケジュールの内容を表示しません。

1を指定した場合

ツールチップにスケジュールの内容を表示します。

初期設定値：1

省略時に仮定される値：1

注※1

次の画面を示します。

• 自分の［一日の予定］画面
• 複数メンバの［一日の予定］画面

注※2

次の画面を示します。

• 自分の［一週間の予定］画面
• メンバの［一週間の予定］画面
• 複数メンバの［一週間の予定］画面

［メール］ポートレットとの連携機能を使用するかしないかを指定します。0または1を指定してください。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，1が設定されます。

0を指定した場合

［メール］ポートレットとの連携機能を使用しません。

［メール］ポートレットがデプロイされていない環境の場合は，必ず0を指定してください。

［スケジュール予約］画面，［スケジュール予約］画面（互換モード），または［予約したスケジュール変更］画面の［メールで通知］チェックボックス，および［新着情報］ポートレットのスケジュールの新着情報に（メールで通知）アイコンが表示されません。

1を指定した場合

［メール］ポートレットとの連携機能を使用します。

［メール］ポートレットがデプロイされていない環境の場合に1を指定すると，［メール］ポートレットを起動しようとしたときに，「ポートレットが存在しません」というメッセージが表示されます。

初期設定値：1

省略時に仮定される値：1

なお，［メール］ポートレットとの連携機能を使用すると，次の機能を実行できます。

• ［スケジュール予約］画面，［スケジュール予約］画面（互換モード），または［予約したスケジュール変更］画面で，［メールで通知］チェックボックスが表示されます。
  このチェックボックスをチェックした状態でスケジュールを予約すると，スケジュールの内容を引き継いだ［メール］ポートレットが起動されます。
  
• ［新着情報］ポートレットのスケジュールの新着情報で，（メールで通知）アイコンが表示されます。
  このアイコンをクリックすると，表示されているスケジュールの内容を引き継いだ［メール］ポートレットが起動され，メールを送信できます。
  

ログファイルの出力先ディレクトリを指定します。ただし，日本語を含むフォルダは指定できません。また，フォルダの区切りには「\\」を使用してください。

この設定は省略できません。

なお，出力されるログファイルの名称は「hptl_clb_cscX.log」です。「X」にはログファイルの面数が表示されます。

初期設定値：C:\\Program Files\\Hitachi\\Collaboration\\clb_home\\log

ログのトレースレベルを指定します。指定した値より大きいトレースレベルのログは出力されません。値は-1〜1,000の範囲で指定してください。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，20が設定されます。

なお，-2以下の値を指定した場合は，-1が指定されたものとして動作します。また，1,001以上の値を指定した場合は，1,000が指定されたものとして動作します。

ただし，41以上の値を指定した場合は，トレースレベル40のログが出力されます。

初期設定値：20

省略時に仮定される値：20

トレースレベルと出力基準を次の表に示します。

表2-2　トレースレベルと出力基準（Collaboration - Schedule）

トレース レベル	出力基準
-1	ログを出力しません。
10	重大なエラー，［スケジュール］ポートレットおよび［ToDo］ポートレットの操作にかかわる情報を出力します。
20	トレースレベル10の出力情報に加えて，Groupmax Scheduler ServerおよびGroupmax Facilities Managerとの通信にかかわる情報を出力します。 ログの出力量は，トレースレベル10の2倍程度になります。
30	トレースレベル20の出力情報に加えて，［スケジュール］ポートレットおよび［ToDo］ポートレットの操作にかかわる詳細な情報を出力します。 ログの出力量は，トレースレベル10の4倍程度になります。
40	トレースレベル30の出力情報に加えて，Groupmax Scheduler ServerおよびGroupmax Facilities Managerとの通信にかかわる詳細な情報を出力します。 ログの出力量は，トレースレベル10の5倍程度になります。

ログファイルの面数を指定します。値は1〜16の範囲で指定してください。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，8が設定されます。

なお，0以下の値を指定した場合は，1が指定されたものとして動作します。また，17以上の値を指定した場合は，16が指定されたものとして動作します。

初期設定値：16

省略時に仮定される値：8

ログファイルのサイズをバイト単位で指定します。値は4,096〜2,147,483,647の範囲で指定してください。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，8,388,608が設定されます。

なお，4,095以下の値を指定した場合は，4,096が指定されたものとして動作します。また，2,147,483,648以上の値を指定した場合は，2,147,483,647が指定されたものとして動作します。

初期設定値：8388608

省略時に仮定される値：8388608

Groupmax Scheduler ServerおよびGroupmax Facilities Managerとの通信でタイムアウトする時間をミリ秒単位で指定します。値は0〜2,147,483,647の範囲で指定してください。0を指定した場合，タイムアウトしないで処理を待ち続けます。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，60,000が設定されます。

初期設定値：60000

省略時に仮定される値：60000

何年前から今年までのスケジュールを参照および登録するかを指定します。1または2を指定してください。例えば，1を指定した場合は去年までのスケジュールを参照および登録できます。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，1が設定されます。

なお，ここで指定した値は，印刷画面および［ToDo］ポートレットにも反映されます。

初期設定値：1

省略時に仮定される値：1

今年から何年後までのスケジュールを参照および登録するかを指定します。1または2を指定してください。例えば，1を指定した場合は来年までのスケジュールを参照および登録できます。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，1が設定されます。

なお，ここで指定した値は，印刷画面および［ToDo］ポートレットにも反映されます。

初期設定値：1

省略時に仮定される値：1

［スケジュール詳細］画面が表示されている状態で,カレンダビューの日付を選択したときの動作を指定します。

new_registrationまたはschedule_detailを指定してください。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，new_registrationが設定されます。

new_registrationを指定した場合

日付を選択すると，［スケジュール登録］画面（互換モード）または［スケジュール予約］画面が表示されます。

schedule_detailを指定した場合

日付を選択すると，［スケジュール詳細］画面の日付が変更されます。

初期設定値：new_registration

省略時に仮定される値：new_registration

複数メンバの［一日の予定］画面および複数メンバの［一週間の予定］画面以外の画面が表示されている状態で，ツリービューのフォルダをクリックした場合に，次の画面を表示させるかさせないかを指定します。

• 複数メンバの［一日の予定］画面
• 複数メンバの［一週間の予定］画面

group_day，group_week，またはno_changeのどれかを指定してください。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，no_changeが設定されます。

group_dayを指定した場合

フォルダをクリックすると，複数メンバの［一日の予定］画面が表示されます。

group_weekを指定した場合

フォルダをクリックすると，複数メンバの［一週間の予定］画面が表示されます。

no_changeを指定した場合

フォルダをクリックしても，複数メンバの［一日の予定］画面または複数メンバの［一週間の予定］画面が表示されません。

初期設定値：no_change

省略時に仮定される値：no_change

スケジュール調整画面のツリービューで，メンバおよび施設を右クリックしたときに，次に示す右クリックメニューを表示するかしないかを指定します。displayまたはnoneを指定してください。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，displayが設定されます。

• 月間
• 週間
• 週間（複数人）
• 一日（複数人）

displayを指定した場合

ツリービューのメンバおよび施設を右クリックすると，右クリックメニューが表示されます。

noneを指定した場合

ツリービューのメンバおよび施設を右クリックしても，右クリックメニューが表示されません。

初期設定値：display

省略時に仮定される値：display

表示，出力，またはチェックできる一日分のスケジュールの件数の最大値を指定します。ここで指定した値は次の画面または操作に反映されます。

• ［一日の予定］画面^※1
• 自分の［今後の予定］画面
• コミュニティの［メンバの予定］画面
• ［スケジュール詳細］画面
• ［スケジュール登録］画面
• ［スケジュール登録］画面（互換モード）
• ［スケジュール予約］画面
• ［スケジュール予約］画面（互換モード）
• CSVファイルへの出力^※2
• 重複をチェックするスケジュールの件数
• ［新着情報］ポートレットの一覧表示領域

値は1〜500の範囲で指定してください。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，70が設定されます。

初期設定値：70

省略時に仮定される値：70

注※1

次の画面を示します。

• 自分の［一日の予定］画面
• 複数メンバの［一日の予定］画面
  なお，複数メンバの［一日の予定］画面の場合は，一人当たりの一日分のスケジュールの件数の最大値が設定されます。
  

注※2

複数日分のスケジュールを出力した場合は，「このプロパティの指定値×日数」件のスケジュールが出力されます。

［一週間の予定］画面^※に表示されるスケジュールの件数の最大値を指定します。値は1〜500の範囲で指定してください。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，180が設定されます。

初期設定値：180

省略時に仮定される値：180

注※

次の画面を示します。

• 自分の［一週間の予定］画面
• メンバの［一週間の予定］画面
• 複数メンバの［一週間の予定］画面
  なお，複数メンバの［一週間の予定］画面の場合は，一人当たりのスケジュールの件数の最大値が設定されます。
  

メンバの［一ヶ月の予定］画面に表示されるスケジュールの件数の最大値を指定します。値は1〜500の範囲で指定してください。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，250が設定されます。

初期設定値：250

省略時に仮定される値：250

複数メンバの［一日の予定］画面または複数メンバの［一週間の予定］画面に表示されるスケジュールの件数の最大値を指定します。値は1〜2,000の範囲で指定してください。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，250が設定されます。

初期設定値：250

省略時に仮定される値：250

自分の［今後の予定］画面に表示されるスケジュールの件数の最大値を指定します。値は1〜500の範囲で指定してください。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，180が設定されます。

初期設定値：180

省略時に仮定される値：180

［予約したスケジュール一覧］画面および［予約されたスケジュール一覧］画面に表示されるスケジュールの件数の最大値を指定します。値は0〜100の範囲で指定してください。0を指定した場合は，1ページにすべてのスケジュールが表示されます。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，15が設定されます。

初期設定値：15

省略時に仮定される値：15

CSVファイルからスケジュールを登録するとき，一度に何件ずつスケジュールを読み込むかを指定します。値は1〜1,000の範囲で指定してください。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，100が設定されます。

初期設定値：100

省略時に仮定される値：100

［重複スケジュール警告］画面または［重複スケジュール警告］画面（ポートレット版）に表示される重複スケジュールの件数の最大値を指定します。値は1〜2,000の範囲で指定してください。

この設定は省略できます。プロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，100が設定されます。

初期設定値：100

省略時に仮定される値：100

［スケジュール］ポートレットをグローバルモードで動作させるかどうかを指定します。onまたはoffを指定してください。

この設定は省略できます。このプロパティ名もしくは値を指定しない場合，または不正な値を指定した場合は，offが設定されます。

onを指定した場合

［スケジュール］ポートレットがグローバルモードで動作します。

このとき，連携先のGroupmax Scheduler ServerはDBモードである必要があります。また，［スケジュール］ポートレットではGroupmax Scheduler Serverのユーザ単位アクセス権を参照するため，連携先のGroupmax Scheduler Serverでクライアントからユーザ単位アクセス権を参照できるように設定してください。参照できない設定にすると，メンバの［アクセス権指定］画面を表示したときにエラーメッセージ「KDCT5195-E」が表示されます。

Groupmax Scheduler Serverがファイルモードの場合にonを指定すると，［スケジュール］ポートレットにアクセスしたときにエラーメッセージ「KDCT7000-E」が表示され，［スケジュール］ポートレットを使用できません。

メッセージの詳細は，マニュアル「Collaboration - Schedule　ユーザーズガイド」を参照してください。

offを指定した場合

［スケジュール］ポートレットはグローバルモードで動作しません。Collaboration - Schedule 01-51以前のバージョンと同じ動作環境になります。

初期設定値：off

省略時に仮定される値：off

hptl_clb_csc_use_database指定値とGroupmax Scheduler Serverの運用モードに関する注意事項については，マニュアル「Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7　システム管理者ガイド」を参照してください。