COBOL2002 Cosminexus連携機能ガイド
COBOL UAPと受け渡す引数の,文字列データ変換時のエンコードをUTF-8およびUTF-16で行うことを指定します。
- Windowsの場合
SET CBLJ2CBOPT=unicode( no | big | little )
unicodeオプション未指定時は,noとして扱います。
- AIX,Linux(x86),Linux(x64)の場合
unicodeオプションは引用符(”)で囲んで指定します。
CBLJ2CBOPT="unicode( no | big | little )"
export CBLJ2CBOPT
unicodeオプション未指定時は,noとして扱います。
(3) 指定値の動作
unicode(no):文字列データをencodeオプション指定に従ってエンコードします。encodeオプション未指定時は,デフォルトエンコードで変換します。デフォルトエンコードについては,「5.4.4 encodeオプション」の「(5) デフォルトエンコード」の「表5-1 デフォルトエンコード一覧」を参照してください。
unicode(big/little):文字列データをUTF-8またはUTF-16でエンコードします。
英数字項目はUTF-8でエンコードします。
日本語項目は,big指定時はUTF-16BEで,little指定時はUTF-16LEでエンコードします。
- このオプションにbigまたはlittleを指定した場合,encodeオプションの指定は無効となります。
- 日本語項目として扱う場合は,「日本語項目を英数字項目として扱う。」チェックボックスをオフにして,COBOLアクセス用Beanを生成してください。
また,Linux(x86)またはLinux(x64)の場合は,unicodeオプションを必ず指定してください。詳細については,「付録A.5 Linux(x86)およびLinux(x64)で使用する場合の注意事項」を参照してください。
(5) エンコード対象となる項目
COBOL UAPに受け渡す引数で次に示す項目が対象となります。
- 英字項目
- 英数字項目
- 英数字編集項目
- 日本語項目
- 日本語編集項目
(6) 設定するデータの長さが項目長よりも短い場合に補う文字
- 英数字項目はUTF-8の半角空白(0x20)を補います。
- 日本語項目はjapaneseオプションの指定によって,補う文字が異なります。big指定時は次に示す文字を補います。
- japanese(1):UTF-16の半角空白(0x0020)を補います。
- japanese(2):UTF-16の全角空白(0x3000)を補います。
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