COBOL2002 Cosminexus連携機能ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

5.1.1 COBOLアクセスプロセス空間に有効な環境変数

COBOLアクセスプロセス空間に有効となるCOBOL環境変数は,次に示す二つの方法で設定できます。

環境設定ファイルに,環境変数CBL_SYSOUT,CBL_SYSPUNCH,CBL_SYSERR,CBLABNLST,CBLDDUMPを指定することで,指定した物理ファイル名に対して自動的にスレッド識別子が付加されたスレッドごとの固有のファイル出力ができます。また,Cosminexus起動コマンド発行前にシェルなどで環境変数CBL_SYSOUT,CBL_SYSPUNCH,CBL_SYSERR,CBLABNLST,CBLDDUMPの設定も行っている場合は,環境設定ファイルで設定したCOBOL環境変数設定が有効となります。

環境変数CBL_SYSOUT,CBL_SYSPUNCH,CBL_SYSERR,CBLABNLST,CBLDDUMPの詳細については,マニュアル「COBOL2002 ユーザーズガイド」またはマニュアル「COBOL2002 使用の手引 手引編」を参照してください。

注※
COBOL2002が提供する実行時環境変数のうち,環境変数CBLEXCEPTは有効となりません。
<この項の構成>
(1) 環境設定ファイルに指定する内容

(1) 環境設定ファイルに指定する内容

環境設定ファイル(sysenv.txt)に実行環境設定変数を次のように指定します。