COBOL2002 Cosminexus連携機能ガイド

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4.2.1 Webコンテナサーバの環境変数の設定

WebコンテナサーバはJavaBeansおよびEJBで使用します。JavaBeansではCLASSPATHの設定およびLibrary Pathの設定,EJBではCLASSPATHの設定およびEJB呼び出し用の環境設定を行ってください。設定内容について次に説明します。

<この項の構成>
(1) CLASSPATHの設定
(2) Library Pathの設定
(3) EJB呼び出し用の環境設定(EJBだけ)

(1) CLASSPATHの設定

(a) Windowsの場合

次の手順でCLASSPATHに"COBOL2002インストールフォルダ\LIB\j2cbrun.jar"を設定します。

  1. Webコンテナサーバのユーザ定義ファイル(usrconf.cfg)をテキストエディタで開きます。
    <格納フォルダ>
    < CCインストール先>\web\containers\<サーバ名>\usrconf
  2. usrconf.cfgファイルに"web.add.class.path=追加するjarファイル"を指定します。
    <指定例>
    web.add.class.path=C:\PROGRA~1\Hitachi\Cobol2~1\LIB\j2cbrun.jar
  3. ファイルを保存し,Webコンテナサーバを再起動します。
(b) HP-UX(IPF64),AIX(64)またはLinux(x64)の場合

次の手順でCLASSPATHに"/opt/HILNGcbl2k64/lib/j2cbrun.jar"を設定します。

  1. Webコンテナサーバのユーザ定義ファイル(usrconf.cfg)をテキストエディタで開きます。
    <格納ディレクトリ>
    < CCインストール先>/web/containers/<サーバ名>/usrconf
  2. usrconf.cfgファイルに"web.add.class.path=追加するjarファイル"を指定します。
    <指定例>
    web.add.class.path=/opt/HILNGcbl2k64/lib/j2cbrun.jar
  3. ファイルを保存し,Webコンテナサーバを再起動します。
(c) AIX(32),Linux(x86),Linux(IPF64),またはSolaris(SPARC)の場合

次の手順でCLASSPATHに"/opt/HILNGcbl2k/lib/j2cbrun.jar"を設定します。

  1. Webコンテナサーバのユーザ定義ファイル(usrconf.cfg)をテキストエディタで開きます。
    <格納ディレクトリ>
    < CCインストール先>/web/containers/<サーバ名>/usrconf
  2. usrconf.cfgファイルに"web.add.class.path=追加するjarファイル"を指定します。
    <指定例>
    web.add.class.path=/opt/HILNGcbl2k/lib/j2cbrun.jar
  3. ファイルを保存し,Webコンテナサーバを再起動します。

(2) Library Pathの設定

次の手順でLibrary Pathを設定します。

(a) Windowsの場合
  1. Windowsの[コントロールパネル]を開き,[システム]をダブルクリックします。
  2. システムのプロパティウィンドウの詳細タグ中の環境変数をクリックします。
  3. システム環境変数PATHに"COBOL2002インストールフォルダ\BIN"を追加します。
  4. 設定の変更を適用するために,OKをクリックします。
  5. 設定後Webコンテナサーバを再起動します。
    (Webコンテナサーバを起動するコマンドプロンプトも必ず再起動してください)。
(b) HP-UX(IPF64)の場合
  1. システム環境変数SHLIB_PATHに"/opt/HILNGcbl2k64/lib"を追加します。
  2. 設定後,Webコンテナサーバを再起動します。
(c) AIX(32)の場合
  1. システム環境変数LIBPATHに"/opt/HILNGcbl2k/lib"を追加します。
  2. 設定後,Webコンテナサーバを再起動します。
(d) AIX(64)の場合
  1. システム環境変数LIBPATHに"/opt/HILNGcbl2k64/lib"を追加します。
  2. 設定後,Webコンテナサーバを再起動します。
(e) Linux(x86),Linux(IPF64),またはSolaris(SPARC)の場合
  1. システム環境変数LD_LIBRARY_PATHに"/opt/HILNGcbl2k/lib"を追加します。
  2. 設定後,Webコンテナサーバを再起動します。
(f) Linux(x64)の場合
  1. システム環境変数LD_LIBRARY_PATHに"/opt/HILNGcbl2k64/lib"を追加します。
  2. 設定後,Webコンテナサーバを再起動します。

(3) EJB呼び出し用の環境設定(EJBだけ)

(a) RMI-IIOPのスタブの取得

<Cosminexus Application Server Version 6 06-50未満>
ブラウザを起動します。ブラウザのURLバーに”http://J2EEサーバホスト名:8080/ejb/J2EEサーバ名/apps/J2EE登録時のアプリケーション名/”を指定し実行します。表示するページから次の二つのjarファイルを任意のフォルダにダウンロードします。
<例>
  • EJB Jar File-> 20010313105957000.jar
  • Stubs Jar File-> stubs.jar

<Cosminexus Application Server Version 6 06-50以降>
cjgetstubsjarコマンドでアプリケーションのRMI-IIOPスタブおよびインタフェースの取得を行います。
<例>
  • EJB Jar File-> 1.jar
  • Stubs Jar File-> stubs.jar
(b) EJBクライアントJarファイルの取得

HiEJBClientStatic.jarファイルをEJBクライアントアプリケーション側にコピーします。

<格納フォルダ>
  • Windowsの場合
    <CCインストール先>\client\lib\HiEJBClientStatic.jar
  • HP-UX(IPF64),AIX,またはLinuxの場合
    <CCインストール先>/client/lib/HiEJBClientStatic.jar
(c) usrconf.cfgファイルの変更

Webコンテナサーバのユーザ定義ファイル(usrconf.cfg)をテキストエディタで開きます。

<格納フォルダ>
  • Windowsの場合
    <CCインストール先>\web\containers\<サーバ名>\usrconf
  • HP-UX(IPF64),AIX,またはLinuxの場合
    <CCインストール先>/web/containers/<サーバ名>/usrconf

usrconf.cfgファイルに"web.add.class.path=追加するjarファイル"を指定します。

ここでは,(a),(b)で取得したファイルを指定します。