COBOL2002 XML連携機能ガイド
XMLドキュメントにDTDがある場合に,DTDの情報を保持するために必要なメモリ領域を求める概算式を次に示します。
DT=DS+CM
概算式で使用している変数について説明します。
DTD内に現れる各宣言の種類ごとの累計です。
各宣言の単価と宣言数の積の総和になります。各宣言の単価を次に示します。
表7-13 DTD内の各宣言の単価
構成要素 | 単価 | |
---|---|---|
PC(x86),AIX(32),Linux(x86) | PC(x64),AIX(64),Linux(x64) | |
要素 | 720 | 860 |
属性 | 720 | 890 |
エンティティ宣言 | 1,400 | 1,670 |
記法宣言 | 900 | 1,270 |
要素型宣言内に含まれる内容モデルの情報を格納するために必要なメモリ領域です。
入力XMLドキュメントの妥当性チェック機能を使用する場合は,次の概算式で求めます。
CM=4×(EL^2)+1280×EL
各変数は,次のとおりです。
入力XMLドキュメントの妥当性チェック機能を使用しない場合,0となります。
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