COBOL2002 XML連携機能ガイド
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XML対応COBOLプログラムをコンパイルする場合は,次に示す環境変数を設定しておく必要があります。
- システム環境変数PATH
ccbl2002コマンドの格納パスを設定します。次の値を指定してください。
COBOL2002のインストールフォルダ\bin
- COBOLの環境変数CBLLIB
XMLステータス定義(登録集原文CBLXMLRC.cbl)の格納パスを設定します。次の値を指定してください。
COBOL2002のインストールフォルダ\copy
XMLステータス定義の詳細については,「4.4 XMLアクセス用ステータス定義」を参照してください。
- (例)
- COBOLの環境変数CBLLIBの設定
- set CBLLIB=COBOL2002インストールフォルダ\copy
(2) コンパイルとリンケージの指定例
cblxmlコマンドが生成したCOBOL原始プログラムをコンパイルしたオブジェクトファイルでリンケージする場合,ccbl2002コマンドにXMLアクセス用実行時ライブラリ(cblxmlrt.lib)を指定します。コンパイルとリンケージの指定例を次に示します。
- 指定例
ccbl2002 -OutputFile mainprog.exe mainprog.cbl subprog.cbl
cblxmlrt.lib
- mainprog.cbl
- 作成したCOBOL主プログラムファイルの名称です。
- subprog.cbl
- cblxmlコマンドによって生成されたCOBOLアクセスルーチンの副プログラムファイルの名称です。
- cblxmlrt.lib
- XMLアクセス用実行時ライブラリのリンケージ指定です。
- 注意事項
- XML連携機能が生成するCOBOL原始プログラムをコンパイルする場合,ccbl2002コマンドには次のオプションを指定できません。オプションを指定した場合,動作は保証しません。
-SimMain -Bin1Byte -EquivRule,NotAny -EquivRule,NotExtend -EquivRule,StdCode -V3Rec,Fixed -V3Rec,Variable -V3RecFCSpace -JPN,Alnum -JPN,V3JPN -JPN,V3JPNSpace -CompatiV3 -VOSCBL,OccursKey -VOSCBL,ReportControl -DigitsTrunc -BigEndian,Bin※ -BigEndian,Float※ -V3Spec -V3Spec,CopyEased -LowerAsUpper
注※
COBOL2002 03-05以降では,cblxmlコマンドの-bigendianbinオプションまたは-bigendianfloatオプションと同時に使用することで指定できます。-bigendianbinオプションおよび-bigendianfloatオプションについては,「4.1.4 -bigendianbinオプション(PC,Linux(x86),Linux(x64)の場合)」および「4.1.5 -bigendianfloatオプション(PC,Linux(x86),Linux(x64)の場合)」を参照してください。
- XML連携機能が生成するCOBOL原始プログラムに対して,-OleServerオプションは指定できません。指定した場合,動作は保証しません。
XML連携機能が生成するCOBOL原始プログラムをOLE2サーバで使用する場合は,XML連携機能が生成するCOBOL原始プログラムでDLLを作成し,OLE2サーバからCOBOL副プログラムとして呼び出してください。
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