COBOL2002 ユーザーズガイド
CBLABNサービスルーチンの実行時,サービスルーチンの引数をプログラムの終了コードに反映させたい場合に指定します。
詳細は,「32.4.3 CBLABN」を参照してください。
システムで共通な実行環境でプログラムを実行したい場合,共通実行環境ファイル名を指定します。共通実行環境ファイル名には,実行支援で作成した.cbrファイルを絶対パスで指定します。
この環境変数には,複数のファイル名を指定できません。また,この環境変数に指定した共通実行環境ファイル中のCBLCOMCBRは無効となります。
なお,共通実行環境ファイルに加えて,プログラム別に実行環境を設定したい場合は,実行支援で.exeファイルと同じ名称の実行環境ファイルを作成します。詳細は,マニュアル「COBOL2002 操作ガイド」を参照してください。
EXTERNAL句指定のあるデータ項目にNULLを設定して,領域を初期化します。この環境変数の指定は,作業場所節で定義しているデータ項目に対して有効となります。
詳細は,「4.2.2 外部属性(EXTERNAL句)」を参照してください。
動作する言語環境(文字コード)を指定します。
詳細は,「30.4.2 実行」を参照してください。
ダイナミックリンクするDLLの名称を指定します。
詳細は,「19.6.2 DLLに含まれるプログラムの呼び出し方法」を参照してください。
DLL自動ロード機能を使用する場合,YESを指定します。YES以外の値を指定したときは,無効となります。
詳細は,「19.6.2 DLLに含まれるプログラムの呼び出し方法」を参照してください。
次のトレース情報を出力するファイル名を指定します。
詳細は,「19.6.4 動的なリンクのプログラム検索トレース機能」を参照してください。
プログラム検索トレースファイル名を切り替えるサイズを指定します。
詳細は,「19.6.4 動的なリンクのプログラム検索トレース機能」を参照してください。
実行単位内で最初に実行されるCOBOLプログラムの起動時に,動的なリンクで検索対象となるDLL名称を記述したプレロードリストのファイル名を指定します。
詳細は,「19.6.3 動的なリンクのプレロード機能」を参照してください。
用途がNATIONALの項目に対するUnicodeのバイトオーダを指定します。
詳細は,「30.4.2 実行」を参照してください。
外部スイッチの状態を,8個の0と1で指定します。
詳細は,「17.2.4 外部スイッチ」の「(2) 外部スイッチの設定方法」を参照してください。
COBOLアプリケーションの終了(STOP RUN文の実行または実行時エラーの発生)と同時にプロセスを終了させたい場合に1を指定します。1以外を指定したかまたはこの環境変数を指定しない場合は,コンソールウィンドウのシステムメニューの[閉じる]を選んでプロセスを終了させなければなりません。
この環境変数は,CUIモードでの実行時,およびコンソールウィンドウが出力されていない場合には意味を持ちません。
なお,この環境変数の使い方については,「32.4.6 CBLEXEC」も参照してください。
実行時エラーメッセージの出力先ファイル名を指定します。ファイル名はドライブ名からの絶対パス名で指定します。拡張子の種類や拡張子を付けるかどうかは任意です。CBL_SYSERRの指定形式は次のようになります。
CBL_SYSERR=ファイル名〔+〕
CBL_SYSERRを指定した場合の実行時エラーメッセージの出力先を次に示します。
ファイル名の指定 | データの出力先 | |
---|---|---|
GUIモード | CUIモード | |
CBL_SYSERR=stdin〔+〕 | ファイル名「stdin」 | |
CBL_SYSERR=stdout〔+〕 | ファイル名「stdout」 | 標準出力※ |
CBL_SYSERR=stderr〔+〕 | ファイル名「stderr」 | 標準エラー出力※ |
CBL_SYSERR=syslog〔+〕 | ファイル名「syslog」 | |
CBL_SYSERR= 上記以外のファイル名〔+〕 |
環境変数CBL_SYSERRで指定した名称のファイル |
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