COBOL2002 操作ガイド
COBOLプログラムのデータに対して,データの表示,データの代入,データの比較ができます。データの表示によって,プログラムの実行状態を確認できます。また,値を変更することによって,状態を変更してのテストができます。
データの代入規則については「9.3.1 データの比較・代入規則」の「(1) データの代入規則」を,データの比較規則については「9.3.1 データの比較・代入規則」の「(2) データの比較規則」を参照してください。
[データの操作]メニューから[データ値の表示]を選ぶか,またはDISPLAY DATAコマンドで,データの値をデータ属性または16進数で表示できます。
GUIモードでのデータの表示については,「10.13.1 データ値の表示」を参照してください。
DISPLAY DATAコマンドについては,「12.4 TDコマンドの詳細」の「(8) DISPLAY DATA(データの値表示)」を参照してください。
データの属性に従い値を表示します。データの値が属性で表示できないときは,16進数で表示されます。
32bit版PC(x86) COBOL2002の場合 名 称 データ1 値 123 名 称 データ2 エラー *001E87C0 0000 64bit版PC(x64) COBOL2002の場合 名 称 データ1 値 123 名 称 データ2 エラー *00000000004172F8 0000
メモリに位置するアドレスとともに,データの値を16進数で表示します。アドレスは,先頭に”*”を付けて表示され,表示できないときは,”*-------- ” が表示されます。データの値は,4バイト(8けた)単位に区切って表示されます。
32bit版PC(x86) COBOL2002の場合 名 称 データ3 *001E87C0 31323334 353637 64bit版PC(x64) COBOL2002の場合 名 称 データ3 *00000000004172F8 31323334 353637
[データの操作]メニューから[データ値の代入]を選ぶか,またはASSIGN DATAコマンドで,データに値を代入して,値を変更できます。
GUIモードでのデータ値の代入の詳細については,「10.13.2 データ値の代入」を参照してください。
ASSIGN DATAコマンドの詳細については,「12.4 TDコマンドの詳細」の「(4) ASSIGN DATA(データの値代入)」を参照してください。
IFコマンドを使用して,比較条件式によって,データとデータの比較,データと定数の比較ができます。比較条件式によって,TDコマンドの実行の条件を指定できます。また,比較条件式は,データ監視条件の設定にも使用できます。
IFコマンドの詳細については,「12.4 TDコマンドの詳細」の「(15) IF(データの値比較)」を参照してください。
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