COBOL2002 操作ガイド
プログラムの実行を制御する機能には次の種類があります。
テストデバッグウィンドウの[プログラムの制御]メニューから[実行]を選ぶか,またはGOコマンドで,プログラムを連続して実行できます。
GUIモードでの連続実行については,「10.10.2 連続実行」を参照してください。
GOコマンドについては「12.4 TDコマンドの詳細」の「(13) GO(実行の開始/再開)」を参照してください。
テストデバッグウィンドウの[プログラムの制御]メニューから[ステップイン]を選ぶか,またはSTEP INコマンドで,プログラムを1文ずつ実行して中断できます。CALL文,INVOKE文および関数呼び出しを行う文は,呼び出したプログラムに制御が渡って中断されます。
GUIモードでのステップインについては,「10.10.3 ステップイン」を参照してください。
STEP INコマンドについては「12.4 TDコマンドの詳細」の「(26) STEP IN(ステップイン実行の開始/再開)」を参照してください。
テストデバッグウィンドウの[プログラムの制御]メニューから[ステップオーバー]を選ぶか,またはSTEP OVERコマンドで,プログラムを1文ずつ実行して中断できます。ただし,ステップインと異なり,CALL文,INVOKE文および関数呼び出しを行う文は,呼び出したプログラムに制御が渡って中断されることはありません。
GUIモードでのステップオーバーについては,「10.10.4 ステップオーバー」を参照してください。
STEP OVERコマンドについては「12.4 TDコマンドの詳細」の「(27) STEP OVER(ステップオーバー実行の開始/再開)」を参照してください。
ソーステキストウィンドウのポップアップメニューから[ジャンプ]を選ぶか,またはSTEP TOコマンドで,中断点と異なる文に,中断位置をジャンプできます。次にプログラムの実行を再開したときは,移動した中断位置からプログラムが実行されます。
GUIモードでのジャンプについては「10.10.5 ジャンプ」を参照してください。
STEP TOコマンドについては「12.4 TDコマンドの詳細」の「(28) STEP TO(ステップツー実行の再開)」を参照してください。
ソーステキストウィンドウのポップアップメニューから[ジャンプ実行]を選ぶか,またはGOコマンドで,中断点と異なる文から,プログラムの実行を再開できます。
GUIモードでのジャンプ実行については「10.10.6 ジャンプ実行」を参照してください。
GOコマンドについては「12.4 TDコマンドの詳細」の「(13) GO(実行の開始/再開)」を参照してください。
[プログラムの制御]メニューから[プログラムの実行を終了]を選ぶか,またはSTOPコマンドで,プログラムの実行を強制的に終了できます。
GUIモードでの実行の強制終了については「10.10.7 実行の中止」を参照してください。
STOPコマンドについては,「12.4 TDコマンドの詳細」の「(29) STOP(プログラムの強制終了)」を参照してください。
プログラムの実行は,次の操作で開始できます。
プログラムが終了したあとも,上記の操作で,再びプログラムを開始させることができます。
プログラムの開始時には,次の指定ができます。
プログラムへ渡す引数は,文字列を指定します。指定された文字列は,空白の区切りによって,複数の引数に分けられます。空白を含む文字列を一つの引数として指定するときは,引用符(")で囲みます。
実行の開始と開始時にできる指定の詳細については,「12.4 TDコマンドの詳細」の「(13) GO(実行の開始/再開)」を,ステップインについては,「12.4 TDコマンドの詳細」の「(26) STEP IN(ステップイン実行の開始/再開)」を,ステップオーバーについては,「12.4 TDコマンドの詳細」の「(27) STEP OVER(ステップオーバー実行の開始/再開)」を参照してください。
[ツール]メニューから[オプション]を選ぶと,GUIモードでのテストデバッグのためのオプションが設定できます。詳細については,「10.18 テストデバッグのオプション設定」を参照してください。
カバレージ情報の蓄積を指定すると,プログラムの実行中にカバレージ情報が採取され,プロセスが終了したときに,採取されたカバレージ情報がプログラム情報ファイルに蓄積されます。蓄積されたカバレージ情報は,カバレージの表示機能で表示できます。
カバレージウィンドウの[カバレージ情報]メニューから[表示]を選ぶと,蓄積されたカバレージ情報を表示できます。詳細については,「14.3.3 カバレージ情報」の「(2) 表示」を参照してください。バッチモードでのカバレージ情報の表示については,「15.3 カバレージ情報の表示」を参照してください。
01 ARGC PIC 9(8) USAGE COMP. 01 ARGV. 02 ARGV1 ADDRESS. 02 ARGV2 ADDRESS. 02 ARGV3 ADDRESS. PROCEDURE DIVISION USING BY VALUE ARGC BY REFERENCE ARGV. ・ ・ ・
GO PARAMETER('APPLE ORANGE')
GO PARAMETER('"APPLE ORANGE"')
01 PARM. 02 PLEN PIC S9(4) USAGE COMP. 02 PCHAR PIC X(30). PROCEDURE DIVISION USING PARM. ・ ・ ・
GO PARAMETER('APPLE ORANGE')
GO PARAMETER('"APPLE ORANGE"') GO PARAMETER("""APPLE ORANGE""")
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