COBOL2002 言語 拡張仕様編

[目次][索引][前へ][次へ]

18.5.4 VARIANT-TO-INTEGER関数(OLE2オートメーションインタフェース機能)

形式
[図データ]

機能
VARIANT-TO-INTEGER(整数型数値変換)関数は,引数1で指定したVARIANT値をCOBOLの整数型数値に変換する。この関数の型は整数型である。

一般規則
  1. 引数について
    ・引数1は,バリアントデータ項目を指定しなければならない。
    ・引数1に指定したバリアントデータ項目がNULLの場合は,実行時にエラーとなる。
    ・引数1に指定したバリアントデータ項目が整数型数値に変換できない場合は,実行時にエラーとなる。
  2. 関数値について
    ・関数値は,VARIANT値をCOBOLの整数型数値に変換した値である。
  3. 関数の表現形式
    ・4バイトの2進項目(PIC S9(9) COMP)
    ・この関数は,整数型関数が指定できるところに記述できる。