Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド 基本操作編

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付録E.2 運転席メールの送信

システム管理者は,運転席から運転席メールユーザが送信者となるメールを送信できます。ここでは,運転席での送信メールの操作方法について説明します。

<この項の構成>
(1) 送信メールの一覧表示
(2) 送信メールの状態表示
(3) 送信メールの作成
(4) 送信メールの再送
(5) 送信メールの削除
(6) 送信メールの検索
(7) 返信メールの作成

(1) 送信メールの一覧表示

送信メールの一覧は,送信一覧ウィンドウで表示します。システム管理ウィンドウの[ファイル(F)]から[システム席メール(M)]を選択します。次に,[システム席メール(M)]から[送信一覧(L)]を選択します。

[図データ]

一覧表示エリア

最新50件までの送信メールの状態,ID,送信日時,主題が表示されます。
状態
「不達」または「−」が表示されます。指定した宛先の中で一つでも配信状態エラー,または受信状態エラーがあると,状態に「不達」が表示されます。
ID
送信メールのメールIDが表示されます。メールシステムで管理するIDです。送信時に自動的に付けられます。
送信日時
「YYYY/MM/DD hh:mm」(YYYY:年を西暦4けた,MM:月を2けた,DD:日を2けた,hh:時を2けた,mm:分を2けた)の形式で表示されます。
主題
送信メールの主題が表示されます。

[取出]ボタン
送信メールを取り込んで,送信メール作成ウィンドウが開きます。

[状態表示]ボタン
送信メールステータスダイアログボックスが開きます。

[削除]ボタン
メールを削除します。

[最新一覧]ボタン
最新のメール50件を日付の新しい順に表示します。

[不達一覧]ボタン
不達状態のメール50件を日付の新しい順に表示します。

[検索]ボタン
送信メール検索ダイアログボックスが開きます。

[↑]ボタン
前方向にメールを50件再検索し,日付の新しい順に表示します。

[↓]ボタン
後ろ方向にメールを50件再検索し,日付の新しい順に表示します。

[閉じる]ボタン
ダイアログボックスを閉じます。

(2) 送信メールの状態表示

送信メールステータスダイアログボックスでは,送信したメールの宛先ごとに配信状態,及び受信状態を表示できます。送信一覧ウィンドウからメールを指定し,[状態表示]ボタンを選択してください。

[図データ]

ステータス表示リスト
宛先,配信状態,及び受信状態が表示されます。

[取出]ボタン
送信メールを取り込んで,送信メール作成ウィンドウを開きます。

[削除]ボタン
メールを削除します。

[前メール]ボタン
前のメールを表示します。

[次メール]ボタン
次のメールを表示します。

[閉じる]ボタン
ダイアログボックスを閉じます。

(3) 送信メールの作成

送信メール作成ウィンドウでメールを作成します。システム管理ウィンドウの[ファイル(F)]から[システム席メール(M)]を選択します。次に,[システム席メール(M)]から[メール送信(S)]を選択します。

[図データ]

メールは,ヘッダと本文で構成されます。

(a) ヘッダ

宛先
宛先を入力し[Enter]を押すと,宛先表示エリアに表示されます。宛先の先頭には,Toが付きます。

主題
メール本文の主題を入力します。

チェックボタン
送信オプションとして,至急,親展,受信通知が指定できます。そのほかのオプションには,デフォルトで次のように設定されています。
返信要求→「不要」
配信通知→「必要」
代行受信→「許可しない」
重要度→「重要」

[To→Cc→Bcc]ボタン
宛先表示エリアで,入力した先を写し宛先,または秘密宛先に指定する場合に使用します。写し宛先はCc,秘密宛先はBccを先頭に付けます。ToからCc,CcからBcc,BccからToへ変換します。

[削除]ボタン
宛先表示エリアで指定した宛先を削除します。

[送信]ボタン
メールを送信します。
(b) 本文

本文の作成にはASCII文字及び漢字が使えます。編集キーを使ってテキスト編集もできます。編集キーは次のとおりです。

キー 機能
[Enter] 改行します。
[Delete] カーソルのすぐ後ろの1文字を削除します。
[Back Space] カーソルのすぐ前の1文字を削除します。
[←] カーソルを1文字左に移動します。
[→] カーソルを1文字右に移動します。
[↑] カーソルを1文字上に移動します。
[↓] カーソルを1文字下に移動します。
[Shift] + [←] 領域を選択します。
[Shift] + [→] 領域を選択します。
[Shift] + [↑] 領域を選択します。
[Shift] + [↓] 領域を選択します。
[Ctrl] + [C] 選択した領域の内容をコピーします。
[Ctrl] + [X] 選択した領域の内容を切り取ります。
[Ctrl] + [V] 選択した領域の内容を貼り付けます。

[送信]ボタンを選択すると,作成したメールが送信されます。メールがシステムに正常に受け付けられたときは,受付番号がダイアログボックスに表示されます。受付エラーの場合,エラーダイアログボックスが開き,エラーの詳細が表示されます。

(4) 送信メールの再送

一度送信したメールを再送します。送信メールは,送信一覧ウィンドウ,及び送信メールステータスダイアログボックスから再送できます。再送したいメールを指定し,[取出]ボタンを選択してください。送信メール作成ウィンドウが開き,宛先,主題,内容が表示されます。

(5) 送信メールの削除

送信メールは,送信一覧ウィンドウ,または送信メールステータスダイアログボックスから削除できます。まず,どちらかのウィンドウ,またはダイアログボックスを開いてください。

  1. 削除したいメールを指定します。
  2. [削除]ボタンを選択します。
    「MID(××××××)の送信メールを削除してよろしいですか?」というメッセージが表示されます。[はい]ボタンを選択すると,指定したメールが送信メール一覧から削除されます。

(6) 送信メールの検索

メールを送信メールリストから検索します。送信一覧ウィンドウから[検索]ボタンを選択して,送信メール検索ダイアログボックスを開きます。

[図データ]

  1. 検索期間,受信者,主題の一部を指定します。
    検索期間
    メールが送信された期間を必ず指定します。指定された検索開始日の0時0分から検索終了日の23時59分までが検索の対象となります。検索開始日と検索終了日には,あらかじめ,検索当日の日付が設定されています。年は西暦4けたで指定してください。
    受信者
    受信者のニックネームを指定します。
    主題の一部
    主題に含まれる文字列を指定します。
  2. [検索]ボタンを選択します。
    すべての検索項目に一致したメールが,日付の新しい順に50件まで表示されます。

(7) 返信メールの作成

受信メール表示ウィンドウから[返信]ボタンを選択すると,送信メール作成ウィンドウが開きます。宛先には,発信者が入ります。写し宛先には同報者と運転席メールユーザ自身が入ります。また,主題には「Re:」の後ろに受信メールの主題が複写されます。本文には,受信メールの本文が取り込まれます。ただし,行の先頭には「>」が付きます。

これを編集して[送信]ボタンを選択すると返信メールを送信します。