5.2 組み込みデータベースの再編成
組み込みデータベースへの格納と削除を繰り返すと,データの格納領域が断片化され,実際の空き領域よりも残りの容量が下がることがあります。このような場合に,組み込みデータベースの格納効率を上げるため,データの格納領域を調整することを組み込みデータベースの再編成といいます。組み込みデータベースの再編成を実行すると,格納効率が上がります。
組み込みデータベースの再編成は,定期的に実行することをお勧めします。
組み込みデータベースを再編成するときは,DBユティリティからearorgコマンドを実行します。
組み込みデータベースの再編成では,再編成する対象として次のデータベースを選択できます。
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COBOLソース解析用データベース
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データ影響波及分析用データベース
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組み込みデータベース(上記の両方)
- 注意事項
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再編成に掛かる時間は,組み込みデータベースの容量とデータ量に比例します。COBOLプログラムおよび解析データが多大である場合は,処理に時間が掛かることがあります。組み込みデータベースの再編成は,業務に支障がないタイミングで実行することをお勧めします。
関連項目