1.5.3 カスタマイズ情報設定ファイルのチェックの概要
作成したカスタマイズ情報設定ファイルは,カスタマイズ情報設定ファイルチェックツール(LXRPIDCK)でチェックします。
カスタマイズ情報設定ファイルチェックツール(LXRPIDCK)には,次の機能があります。
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カスタマイズ情報設定ファイルの内容チェック機能
カスタマイズ情報設定ファイルのフォーマットおよび指定内容をチェックします。
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設定情報確認リストの出力機能
カスタマイズ情報設定ファイルの内容をチェックし,エラーがなければ設定情報確認リストに出力します。設定情報確認リストに出力される内容は次のとおりです。
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新年号
カスタマイズ情報設定ファイルに指定された新年号名を漢字で表示します。
表示することによって,指定した16進文字列に誤りがないかを確認できます。
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祝祭日
標準サブルーチン内部で保持している祝祭日情報とカスタマイズ情報設定ファイルで指定された祝祭日情報をマージした結果を表示します。
表示することによって,カスタマイズ情報設定ファイルへ祝祭日(振替休日および国民の休日を含む)の追加,削除および変更の登録漏れがないかを確認できます。
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カスタマイズ情報設定ファイルチェックツール(LXRPIDCK)のチェック結果に問題が無ければ,開発環境および実行環境の情報設定ファイルの格納ディレクトリに,カスタマイズ情報設定ファイルを格納します。
カスタマイズ情報設定ファイルチェックツール(LXRPIDCK)を利用したカスタマイズ情報設定ファイルのチェック方法については,「3.2.4 カスタマイズ情報設定ファイルのチェック」を参照してください。