Hitachi

SEWB+/標準サブルーチン ライブラリリファレンス


3.2.4 カスタマイズ情報設定ファイルのチェック

作成したカスタマイズ情報設定ファイルは,カスタマイズ情報設定ファイルチェックツール(LXRPIDCK)でチェックします。

〈この項の構成〉

(1) チェックツールの格納ディレクトリおよび動作文字コード区分

カスタマイズ情報設定ファイルチェックツール(LXRPIDCK)の格納ディレクトリおよび動作する文字コード区分を次の表に示します。

表3‒5 カスタマイズ情報設定ファイルチェックツール(LXRPIDCK)の格納ディレクトリ

形名

格納ディレクトリ

文字コード区分

(環境変数LANGの設定値)※2

P-2451-F244

P-2651-F244

P-2951-F244

P-2951-F144

<インストールディレクトリ※1>¥LITTLE¥BIN

SJISで動作する

P-1M51-FC31

/opt/SEWB3/lib

LANG=Ja_JPで動作する

P-1M51-FD31

/opt/SEWB64/lib

P-9W51-FD31

/opt/SEWB64/lib

LANG=ja_JP.UTF-8で動作する

注※1

デフォルトのインストールパスは次のとおりです。

P-2451-F244,P-2651-F244の場合
  • Windows(32ビット版)の場合

    <システムドライブ>:¥Program Files¥HITACHI¥SEWB+STD_SUB

  • Windows(64ビット版)の場合

    <システムドライブ>:¥Program Files (x86)¥HITACHI¥SEWB+STD_SUB

P-2951-F244,P-2951-F144の場合

<システムドライブ>:¥Program Files¥HITACHI¥SEWB+STD_SUB

注※2

プラットフォームの文字コード区分とカスタマイズ情報設定ファイルチェックツールの文字コードが異なる場合,動作は保証されません。

(2) チェックツールの使用方法

カスタマイズ情報設定ファイルチェックツール(LXRPIDCK)を実行する場合のコマンドの形式を次に示します。

なお,カスタマイズ情報設定ファイルチェックツールの格納ディレクトリをPATH環境変数に指定しているものとして説明します。

注意事項

標準サブルーチンをチェックツールと同時に使用し,チェックツールの格納パスをPATH環境変数に設定する場合は,チェックツールの格納パスを標準サブルーチンの格納パスより後方に指定してください。チェックツールの格納パスを前方に指定した場合,標準サブルーチンが意図しないライブラリをロードして不正な動作となります。

(a) 入力形式

  • カスタマイズ情報設定ファイルをチェックする場合

    LXRPIDCK[△/i△カスタマイズ情報設定ファイル名]
             △/o△設定情報確認リストファイルベース名[△/m△YYYY:YYYY]

    注1 △は1文字以上の空白を示します。

    注2 [ ]は指定を省略できることを示します。

  • ヘルプを表示する場合

    LXRPIDCK または LXRPIDCK△/h

    注 △は1文字以上の空白を示します。

(b) コマンド詳細

/i△カスタマイズ情報設定ファイル名

カスタマイズ情報設定ファイル名をフルパスで指定します。

カスタマイズ情報設定ファイルについては「3.2.3 カスタマイズ情報設定ファイルによる設定情報の変更」を参照してください。

ファイル名の長さは,フルパスで255バイトまでです。

省略した場合,次に示す格納場所のカスタマイズ情報設定ファイルを仮定します。

形名

カスタマイズ情報設定ファイルの格納ディレクトリ

ファイル名

P-2451-F244

P-2651-F244

P-2951-F244

P-2951-F144

<インストールディレクトリ>¥CONF¥

adsubinf_custom.txt

P-1M51-FC31

/opt/SEWB3/conf/

P-1M51-FD31

/opt/SEWB64/conf/

P-9W51-FD31

/opt/SEWB64/conf/

注※

デフォルトのインストールパスは次のとおりです。

  • P-2451-F244,P-2651-F244の場合

    <Windows(32ビット版)の場合>

    <システムドライブ>:¥Program Files¥HITACHI¥SEWB+STD_SUB

    <Windows(64ビット版)の場合>

    <システムドライブ>:¥Program Files (x86)¥HITACHI¥SEWB+STD_SUB

  • P-2951-F244,P-2951-F144の場合

    <システムドライブ>:¥Program Files¥HITACHI¥SEWB+STD_SUB

/o△設定情報確認リストファイルベース名

設定情報確認リストファイルベース名をフルパスで指定します。

相対パスで指定した場合は,動作は保証されません。

設定情報確認リストについては,「(3)(d) 設定情報確認リスト」を参照してください。

ファイルベース名の長さは,フルパスで242バイトまでです。

設定情報確認リストファイルベース名と同名のファイルが存在する場合は,ファイルを上書きします。

存在するディレクトリ名を指定した場合,サフィックス部だけのファイルを出力します。

/m△YYYY:YYYY

設定情報確認リストファイルに出力する祝祭日の期間の開始年と終了年を「:」(コロン)で繋げて指定します。

開始年および終了年はどちらも指定を省略できません。

指定できる年は,2013〜2100の間として,開始年は終了年より前の年を指定します。

出力範囲は,期間は開始年1月1日(ただし,2013年は10月1日)から終了年の12月31日までとします。

省略した場合は,ユーザのカスタマイズが可能な2013/10/01から2100/12/31までを表示します。

/h

コマンドラインの説明を標準出力に表示する場合に指定します。

カスタマイズ情報設定ファイルのチェックおよび設定情報確認リストの出力はしません。

(c) 入力例

  • カスタマイズ情報設定ファイル名を指定してチェックする場合

     LXRPIDCK /i d:\work\adsubinf_custom.txt /o d:\work\list\listfile /m 2019:2020

    d:¥work¥adsubinf_custom.txtの指定内容を出力した結果が,d:¥work¥listの下に各設定情報リストファイルとして出力されます。

  • カスタマイズ情報設定ファイル名を指定を省略してチェックする場合

     LXRPIDCK /o d:\work\list\listfile /m 2019:2020

    <インストールディレクトリ>¥conf¥adsubinf_custom.txtの指定内容を出力した結果が,d:¥work¥listの下に各設定情報リストファイルとして出力されます。

  • コマンドラインの説明を表示する場合

     LXRPIDCK /h

    コマンドラインの説明が表示されます。

(3) チェック結果の確認

チェック結果は,ツールが返却する終了コードおよび終了メッセージに含まれる詳細メッセージで確認します。

(a) 終了コード

カスタマイズ情報設定ファイルチェックツールの終了コードを次に示します。

表3‒6 カスタマイズ情報設定ファイルチェックツールの終了コード

終了コード

説明

0

正常に実行されました。

1

カスタマイズ情報設定ファイルの不正を検知しました。

2

継続不能のエラーが発生しました。

(b) 終了メッセージ

カスタマイズ情報設定ファイルチェックツールの終了メッセージを次に示します。

●正常終了の場合(終了コードが0の場合)
正常終了しました。
●カスタマイズ情報設定ファイルの不正を検知した場合(終了コードが1の場合)
line <行番号>:<詳細メッセージID>△<メッセージテキスト>
    :
チェック処理でエラーを検出しました。

カスタマイズ情報設定ファイルの不正を検知した場合,不正を検知したあともチェックを継続します。チェックが終了すると詳細メッセージを出力します。

行番号には,ファイル中の行番号を4ケタで表示します。

詳細メッセージIDおよびメッセージテキストについては,「(c) 詳細メッセージ」を参照してください。

(出力例)10行目にエラーがある場合
c:\>LXRPIDCK /i d:\work\adsubinf_custom.txt /o d:\work\list\listfile /m 2019:2020
line 0010:LXREDA21 祝祭日の西暦年月日には,実在日を指定してください。
チェック処理でエラーを検出しました。
 
c:\>
●継続不能のエラーが発生した場合(終了コードが2の場合)
    :
<詳細メッセージID>△<メッセージテキスト>
エラーが発生しました。処理を中止しました。

継続不能のエラーが発生した場合,エラーを検知した時点で処理を中止します。

詳細メッセージIDおよびメッセージテキストについては,「(c) 詳細メッセージ」を参照してください。

(出力例)詳細メッセージIDがLXREDA01の場合
LXRPIDCK /i d:\work\adsubinf_custom.txt /o d:\work\list\listfile /m 
LXREDA01 コマンドラインの形式に誤りがあります。
エラーが発生しました。処理を中止しました。
 
c:\>

(c) 詳細メッセージ

カスタマイズ情報設定ファイルの不正を検知した場合の詳細メッセージを表3-7に,継続不能のエラーが発生した場合の詳細メッセージを表3-8に示します。

表3‒7 詳細メッセージ(カスタマイズ情報設定ファイルの不正を検知した場合)

メッセージID

メッセージテキスト

出力条件

対処方法

LXREDA08

新年号のカンマの位置,個数が正しくありません。

新年号指定行のカンマの位置または個数が正しくない。

<行番号>の行のカンマの位置や個数を確認する。

LXREDA09

新年号の行の末尾に不正な文字が存在します。

新年号指定行の末尾に不正な文字が存在している。

<行番号>の行の末尾にある文字を削除する。

LXREDA11

年号コード(数字)は5,6,7の順で指定してください。

年号コード(数字)が5,6,7の順番で指定されていない。

<行番号>の行の年号コード(数字)欄を'5','6','7'の順で指定する。

LXREDA12

年号コード(英字)は英大文字で指定してください。

年号コード(英字)欄の文字列が,半角英大文字でない。

<行番号>の行の年号コード(英字)を半角英大文字にする。

LXREDA13

年号コード(英字)は,重複しないように指定してください。

  • 年号コード(英字)の文字が,M,T,S,Hのどれかになっている。

  • 追加した年号コード(英字)が重複している。

<行番号>の行の年号コード(英字)が重複しないようにする。

LXREDA14

開始西暦年月日には,実在日を指定してください。

新年号の開始西暦年月日に指定した年月日が実在しない。

<行番号>の行の開始西暦年月日に存在する年月日を指定する。

LXREDA15

前年号の最終和暦年が100以上になります。

新年号西暦開始日の1日前が前年号の100年以上になっている。

<行番号>の行の新年号開始年月日を確認する。前年号の最終和暦年が99を超えない年を新年号西暦開始日に指定する。

LXREDA16

新年号名は16進文字列で指定してください。

  • 新年号名欄に指定した文字列が,0〜9,A〜Fでない。

  • 新年号名欄に指定した場文字列が,奇数桁で指定されている。

<行番号>の行の新年号名に指定した16進文字列を訂正する。

LXREDA17

祝祭日の指定行のカンマの位置,個数が正しくありません。

祝祭日指定行のカンマの位置または個数が正しくない。

<行番号>の行の途中空白やカンマの位置や個数を確認する。

LXREDA18

祝祭日の指定行の末尾に不正な文字が存在します。

祝祭日指定行の末尾に不正な文字が存在している。

<行番号>の行の末尾にある文字を削除する。

LXREDA19

祝祭日区分に0,1,2以外が指定されています。

祝祭日区分に0,1,2以外が指定されている。

<行番号>の行の祝祭日区分を訂正する。

LXREDA21

祝祭日の西暦年月日には,実在日を指定してください。

  • 祝祭日の西暦年月日に指定した年月日が実在しない。

  • 祝祭日の西暦年月日に指定した年月日が2100年12月31日を超えている。

  • <行番号>の行の開始西暦年月日に存在する年月日を指定する。

  • <行番号>の行の西暦年月日に西暦2100年12月31日を超えない実在日を指定する。

LXREDA22

祝祭日の西暦年月日が重複しています。

祝祭日の西暦年月日に指定した年月日が重複している。

<行番号>の行の西暦年月日を訂正する。

LXREDA23

祝祭日の西暦年月日は昇順に並べてください。

祝祭日の西暦年月日に指定した年月日が昇順に並んでいない。

<行番号>の行以降の西暦年月日が昇順になるように並べる。

LXREDA24

祝祭日の西暦年月日には,2013年10月1日以降の年月日を指定してください。

祝祭日の西暦年月日に指定した年月日に,カスタマイズ機能をサポートした2013年10月1日より前の日付が指定されている。

<行番号>の行の西暦年月日を訂正する。または,2013年10月1日より前の年月日の指定行は削除する。

LXREDA27

新年号のUTF-16BEでの設定とUTF-8での設定が同時に設定されていません。

UTF-16BEとUTF-8の16進文字列は同時に指定する必要がある。どちらか1つだけの指定はできない。

UTF-16BEとUTF-8の16進文字列は同時に指定する,または両方とも指定しない。

LXREDA28

新年号の西暦年月日は昇順に並べてください。

新年号の西暦年月日に指定した年月日が昇順に並んでいない。

<行番号>の行以降の西暦年月日が昇順になるように並べる。

表3‒8 詳細メッセージ(継続不能のエラーが発生した場合)

メッセージID

メッセージテキスト

出力条件

対処方法

LXREDA01

コマンドラインの形式に誤りがあります。

途中空白やキーワード誤りなど,コマンドラインの文法に誤りがある。

コマンドラインを確認する。

LXREDA02

インストールディレクトリの取得に失敗しました。

【Windows版限定】

組込み情報(レジストリ)から組込み先パスの取得する時にエラーが発生した。

  • 製品がインストールされているか確認する。

  • レジストリが壊れていないか確認する。

LXREDA03

カスタマイズ情報設定ファイルのオープンに失敗しました(詳細コード=%n)。

ファイルのオープンを実行してエラーとなった。

  • /iオプションで指定したファイルが存在しているか確認する。

  • /iオプションを省略している場合は,<インストールディレクトリ>¥conf¥adsubinf_custom.txtが存在しているか確認する。

  • 詳細コードとして出力される,COBOLの入出力状態の値に従い,対処する。

LXREDA04

カスタマイズ情報設定ファイルの読み込みに失敗しました(詳細コード=%n)。

ファイルの読み込みを実行してエラーとなった。

  • /iオプションで指定したファイルに読み込み権限があるか確認する。

  • 詳細コードとして出力される,COBOLの入出力状態の値に従い,対処する。

LXREDA05

[/NNNGINF][NNNGINF/]の指定がありません。

[/NNNGINF][NNNGINF/]のキーワードがない。

キーワードを入力する。

LXREDA06

[/FESTINF][FESTINF/]の指定がありません。

[/FESTINF][FESTINF/]のキーワードがない。

キーワードを入力する。

LXREDA07

[NNNGINF/]の直後に[/FESTINF]の指定がありません。

[NNNGINF/]の直後に[/FESTINF]のキーワードがない。

キーワードを入力する。

LXREDA10

新年号の記述が4行以上指定されています。

新年号が4行以上指定されている。

新年号の指定を3行以下にする。

LXREDA20

祝祭日の指定が2000行を超えています。

祝日の指定が2000行を超えている。

祝祭日の指定個数を2000行以下にする。

LXREDA25

設定情報確認リストファイルのオープンに失敗しました(詳細コード=%n)。

ファイルのオープンを実行してエラーとなった。

  • /oオプションで指定したファイルを格納するフォルダに書き込み権限があるか確認する。

  • /oオプションで指定したファイルを格納するフォルダがあるか確認する。

  • 詳細コードとして出力される,COBOLの入出力状態の値に従い,対処する。

LXREDA26

設定情報確認リストファイルの書き込みに失敗しました(詳細コード=%n)。

ファイルの書き込みを実行してエラーとなった。

  • /oオプションで指定したファイルに書き込み権限があるか確認する。

  • /oオプションで指定したファイルを格納するドライブの空き容量が不足していないか確認する。

  • 詳細コードとして出力される,COBOLの入出力状態の値に従い,対処する。

(凡例)

%n:COBOLでのファイルアクセス時の入出力状態の値。

入出力状態の値については,マニュアル「COBOL2002 ユーザーズガイド」を参照してください。

注※

コマンドラインの形式は次の内容をチェックします。なお,8つ目までの引数に/hオプションがある場合は次のチェックをしないで,コマンドラインの説明を出力します。

・オプションの指定値があるか

・/iオプション,/oオプションのパス長が最大値を超えていないか

・/mオプションの期間が2013〜2100の範囲を超えていないか

・オプションの指定ではない文字列が指定されていないか

・同一オプションを二重に指定していないか

(d) 設定情報確認リスト

設定情報確認リストは,新年号と祝祭日を別々のファイルに出力します。

設定情報確認リストのファイル名を次の表に示します。

表3‒9 設定情報確認リストのファイル名

ファイル名

内容

設定情報確認リストファイルベース名 + "_SJIS.txt"

新年号(SJISコード)の設定情報確認リスト

設定情報確認リストファイルベース名 + "_EUC.txt"

新年号(EUCコード)の設定情報確認リスト

設定情報確認リストファイルベース名 + "_UTF16-BE.txt"

新年号(UTF-16BEコード)の設定情報確認リスト

設定情報確認リストファイルベース名 + "_UTF-8.txt"

新年号(UTF-8コード)の設定情報確認リスト

設定情報確認リストファイルベース名 + ".txt"

祝祭日の設定情報確認リスト

注※

「"」で囲んだ部分は,サフィックス部を表します。

次のコマンドを実行した場合の設定情報確認リストの出力結果を示します。

LXRPIDCK /o C:\tmp\kakunin_list
<出力結果>
  • 新年号(SJISコード)の設定情報確認リストの場合

    C:¥tmp¥kakunin_list_SJIS.txt

  • 新年号(EUCコード)の設定情報確認リストの場合

    C:¥tmp¥kakunin_list_EUC.txt

  • 新年号(UTF16BEコード)の設定情報確認リストの場合

    C:¥tmp¥kakunin_list_UTF-16BE.txt

  • 新年号(UTF-8コード)の情報設定リストの場合

    C:¥tmp¥kakunin_list_UTF-8.txt

  • 祝祭日の設定情報確認リストの場合

    C:¥tmp¥kakunin_list.txt

    注意事項
    • 該当する文字コードによる新年号の指定がない場合は,該当する文字コードの設定情報確認リストは作成されません。

    • 新年号の指定行がない場合は,新年号の設定情報確認リストは作成されません。

    • 設定情報確認リストは,各行の末尾に空白が出力されます。

      設定情報確認リストを表示する画面の表示幅が小さい場合,1行が折り返され,空行が入ることがあります。この場合,画面の表示幅を大きくすると,1行で表示できます。

●新年号の設定情報確認リストの出力フォーマット

1. ファイルの先頭行に次に示す内容のヘッダ行を出力します。

年号コード(数字),年号コード(英字),西暦年月日,新年号名

2. ファイルの2行目からは,カスタマイズ情報ファイルに指定した次の項目を,

  項目ごとに「,」(カンマ)で区切って出力します。

出力項目

内容

年号コード(数字)

カスタマイズ情報設定ファイルに指定された年号コード(数字)を出力します。

年号コード(英字)

カスタマイズ情報設定ファイルに指定された年号コード(英字)を出力します。

西暦年月日

カスタマイズ情報設定ファイルに指定された新年号の開始西暦年月日(YYYY/MM/DD)を出力します。

新年号名

カスタマイズ情報設定ファイルに指定された新年号16進文字列をバイナリ変換して出力します。

<例>
  • カスタマイズ情報設定ファイルの内容

    「○○」「△△」を新年号として登録します。ただし,UTF-16BEおよびUTF-8は未指定とします。

[/NNNGINF]
5,X,20190501,819B819B,A1FBA1FB,,
6,Y,20510101,81A281A2,A2A4A2A4,,
[NNNGINF/]
  • 出力結果(指定ファイル名_SJIS.txt(SJISの環境で参照する)の場合)

年号コード(数字),年号コード(英字),西暦年月日,新年号名
5,X,2019/05/01,○○
6,Y,2051/01/01,△△
  • 出力結果(指定ファイル名_EUC.txt(EUCの環境で参照する)の場合)

年号コード(数字),年号コード(英字),西暦年月日,新年号名
5,X,2019/05/01,○○
6,Y,2051/01/01,△△

UTF-16BEおよびUTF-8は指定がないため,ファイルは出力されません。

●祝祭日の設定情報確認リストの出力フォーマット

1. ファイルの先頭行に次に示す内容のヘッダ行を出力します。

西暦年月日,曜日,祝祭日区分

2. ファイルの2行目からは,カスタマイズ情報ファイルに指定した次の項目を,

  項目ごとに「,」(カンマ)で区切って出力します。

出力項目

内容

西暦年月日

祝祭日が設定されている年月日(YYYY/MM/DD)を出力します。

曜日

年月日に対する曜日(月,火,水,木,金,土,日)を出力します。

祝祭日区分

指定されたカスタマイズ情報設定ファイルを使用した場合の祝祭日区分を出力します。

祝祭日(祝祭日区分の指定が1):「祝祭日」

休日 (祝祭日区分の指定が2):「休日」

参考

標準サブルーチン内部で保持している祝祭日情報とカスタマイズ情報設定ファイルの祝祭日情報をマージして表示します。祝祭日でも休日でもない日は出力しません。

<使用例>

次の場合を例に,使用例を示します。

「2019年11月3日(日)が祝日ではなくなり,それに伴い,2019年11月4日(月)が振替休日ではなくなる。また,2020年6月21日(日)が祝日になり,それに伴い,2020年6月22日(月)が振替休日になる。」

[図データ]

[図データ]