Groupmax クライアント Version 6 運用・構築ガイド
- <この項の構成>
- (1) パスワード及びユーザIDはGroupmaxクライアント製品間で統一する
- (2) 「2回目以降は[Groupmaxログイン]ダイアログを表示しない」を設定する場合の注意事項
(1) パスワード及びユーザIDはGroupmaxクライアント製品間で統一する
- 概要
- Groupmaxの各クライアント製品を連動させて使用する場合は,各クライアント製品に登録するユーザIDとパスワードを統一してください。
- 詳細説明
- サーバ側でGroupmax Address Serverを使用している場合は,Groupmaxの各クライアント製品のユーザIDとパスワードは統一されます。
- Groupmax Address Serverを使用していない場合は,利用者が各クライアント製品に対して同じユーザIDとパスワードを登録しなければなりません。
- また,パスワードを変更する場合も,各クライアント製品のパスワードを同時に変更してください。
- 注意
- Groupmaxのクライアント製品の中には,ユーザIDの先頭に「#(シャープ)」を設定できるものがありますが,Scheduler及びFacilities ManagerではユーザIDの先頭に「#」は設定できません。SchedulerやFacilities Managerを他のクライアント製品と連動して使用する場合は,ユーザIDの先頭に「#」を設定しないでください。
(2) 「2回目以降は[Groupmaxログイン]ダイアログを表示しない」を設定する場合の注意事項
[Groupmax統合セットアップ]−[Groupmax設定のプロパティ]ダイアログボックスの[ログイン]タブの「[Groupmaxログイン]ダイアログの表示」で「2回目以降は[Groupmaxログイン]ダイアログを表示しない」を設定する場合,セキュリティを確保するため,次のような運用をお勧めします。
- Windows NT又はWindows 2000を使用する
- Groupmaxのパスワードと,Windows NT又はWindows 2000へのログオンパスワードで異なる文字列を使用する
- 1台のパーソナルコンピュータを一人が占有する
また,Keymate/Multiがインストールされている場合,パーソナルコンピュータに保存するパスワードが自動的に暗号化されます。
Windows 95,Windows 98又はWindows Meをお使いの場合には,セキュリティが低くなるので,設定するのはお勧めしません。また,1ユーザで,複数のユーザIDとパスワードの保存はできません。
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