Hitachi

TP1/COBOL adapter for Cosminexus ユーザーズガイド


13.2.1 CBLJ2TP1OPT環境変数

TP1/COBOLアクセス実行環境変数"CBLJ2TP1OPT"は,TP1/COBOLアクセス実行時ライブラリに渡すオプションを設定することができます。設定方法は次のとおりです。なお,設定に反している場合は無効となります。

〈この項の構成〉

(1) オプションの設定方法(Windows版)

オプションの設定方法をTP1/Client/PおよびTP1/Client/Jに分けて説明します。各オプションの種類および説明は13.2.2以降をご覧ください。

(a) TP1/Client/P

環境変数は,シェル,コマンドプロンプトまたはコントロールパネルの中のシステムから次の形式で設定します。

[指定形式]
set CBLJ2TP1OPT=[OPTION] [: OPTION]
[OPTION]

実行時ライブラリに渡すオプションを指定します。現在用意されているオプションはencodeオプションとendianオプションです。

(b) TP1/Client/J

CBLJ2TP1OPT環境変数にオプションを設定するのではなく,Javaのシステムプロパティにオプションtp1cobol.optionを設定する点が,TP1/Client/Pと異なるのでご注意ください。オプションの設定値は同じです。

  • webコンテナサーバの場合

    usrconf.cfgファイルの"add.jvm.arg"に-Dオプションを付けて,tp1cobol.optionを指定します。

    [指定形式]

    add.jvm.arg=-Dtp1cobol.option=OPTION [ : OPTION ]

    [usrconf.cfg格納フォルダ]

    <CCインストール先>\web\containers\サーバ名\usrconf

  • J2EEサーバの場合

    usrconf.cfgファイルの"add.jvm.arg"に-Dオプションを付けて,tp1cobol.optionを指定します。

    [指定形式]

    add.jvm.arg=-Dtp1cobol.option=OPTION [ : OPTION ]

    [usrconf.cfg格納フォルダ]

    <CCインストール先>\server\usrconf\ejb\サーバ名

  • JRunの場合

    JRun管理コンソール起動後,「Java Setting」の「Java Arguments」フィールドに-Dオプションを付けて,tp1cobol.optionを指定します。

    [指定形式]

    -Dtp1cobol.option=OPTION [ : OPTION ]

(2) オプションの設定方法(HP-UX/Solaris/AIX版)

オプションの設定方法をTP1/Client/WおよびTP1/Client/Jに分けて説明します。各オプションの種類および説明は13.2.2以降をご覧ください。

(a) TP1/Client/W

HP-UX/Solaris/AIXの環境変数に次の形式で設定します。

[指定形式]
CBLJ2TP1OPT="[OPTION][: OPTION]"
export CBLJ2TP1OPT
[OPTION]

実行時ライブラリに渡すオプションを指定します。現在用意されているオプションはencodeオプションとendianオプションです。

(b) TP1/Client/J(HP-UX/AIX版)

CBLJ2TP1OPT環境変数にオプションを設定するのではなく,Javaのシステムプロパティにオプションtp1cobol.optionを設定する点が,TP1/Client/Wと異なるのでご注意ください。オプションの設定値は同じです。

  • Webコンテナサーバの場合

    usrconf.cfgファイルの"add.jvm.arg"に,-Dオプションを付けて,tp1cobol.optionを指定します。

    [指定形式]

    add.jvm.arg=-Dtp1cobol.option=OPTION [ : OPTION ]

    [usrconf.cfg格納ディレクトリ]

    <CCインストール先>/web/containers/サーバ名/usrconf

  • J2EEサーバの場合

    usrconf.cfgファイルの"add.jvm.arg"に,-Dオプションを付けて,tp1cobol.optionを指定します。

    [指定形式]

    add.jvm.arg=-Dtp1cobol.option=OPTION [ : OPTION ]

    [usrconf.cfg格納ディレクトリ]

    <CCインストール先>/server/usrconf/ejb/<サーバ名>

  • JRunの場合(HP-UX版)

    JRun管理コンソール起動後,「Java Setting」の「Java Arguments」フィールドに,-Dオプションを付けて,tp1cobol.optionを指定します。

    [指定形式]

    -Dtp1cobol.option=OPTION [ : OPTION ]