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TP1/COBOL adapter for Cosminexus ユーザーズガイド


8.7.1 遠隔サービスの要求

〈この項の構成〉

(1) 遠隔サービスの要求

[ callメソッド ]
 
public void call(int cltid,
                java.lang.String group,
                java.lang.String service,
                byte[] inData,
                int[] inLen,
                byte[] outData,
                int[] outLen,
                int flags)
         throws J2CBException
パラメタ:

cltid - クライアントID

group - サービスグループ名

service - サービス名

inData - 入力データ

inLen - 入力データ長。inLen[0]に入力データの長さを設定して呼び出す。

outData - 出力データ。あらかじめ確保しておいたバイト配列データを設定する。

outLen - 出力データ長。outLen[0]に出力データの長さを設定して呼び出す。リターン後は,outLen[0]に受け取った出力データ長が設定される。

flags - RPCの形態を指定

:TP1Const.DCNOFLAGS - 同期応答型RPC

:TP1Const.DCRPC_NOREPLY - 非応答型RPC

:TP1Const.DCRPC_CHAINED - 連鎖RPC

戻り値:

なし

例外:J2CBException - 例外情報の取得

詳細は「8.8 J2CBExceptionユーザインタフェースAPI」をご覧ください。

注意事項:

出力引数の指定がない場合,非応答型RPC(DCRPC_NOREPLY)以外を指定したcallメソッドを実行すると例外が発生します。

(2) 通信先を指定した遠隔サービスの要求

[callToメソッド]
 
public void callTo(int cltid,
                java.lang.String hostnm,
                int scdport,
                java.lang.String group,
                java.lang.String service,
                byte[] inData,
                int[] inLen,
                byte[] outData,
                int[] outLen,
                int flags)
         throws J2CBException
パラメタ:

cltid - クライアントID

hostnm - サービス要求先のホスト名

scdport - サービス要求先のホストに存在するスケジュールサービスのポート番号

group - サービスグループ名

service - サービス名

inData - 入力データ

inLen - 入力データ長。inLen[0]に入力データの長さを設定して呼び出す。

outData - 出力データ。あらかじめ確保しておいたバイト配列データを設定する。

outLen - 出力データ長。outLen[0]に出力データの長さを設定して呼び出す。リターン後は,outLen[0]に受け取った出力データ長が設定される。

flags - RPCの形態を指定

:TP1Const.DCNOFLAGS - 同期応答型RPC

:TP1Const.DCRPC_NOREPLY - 非応答型RPC

戻り値:

なし

例外:J2CBException - 例外情報の取得

詳細は「8.8 J2CBExceptionユーザインタフェースAPI」をご覧ください。

注意事項:

出力引数の指定が無い場合,非応答型RPC(DCRPC_NOREPLY)以外を指定したcallToメソッドを実行すると例外が発生します。