4.7.2　サーバの停止処理の流れ

サーバの停止時に，HAモニタがする処理の流れについて説明します。処理の流れの詳細は，サーバをサーバモードで使用するか，モニタモードで使用するかによって異なります。

なお，ここでは，共有リソースの切り離し順が接続時と同じ場合の処理の流れを示します。共有リソースの切り離しを接続時と逆順にする場合にHAモニタがする処理の詳細については，「4.7.7　共有リソースの切り離しを接続時と逆順にする場合の処理の流れ」を参照してください。

メモ: ユーザコマンドで共有リソースにアクセスしたい場合は，共有リソースの切り離しを接続時と逆順にします。指定方法については，「3.5.5　共有リソースの切り離し順序指定」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1)　サーバの停止処理の流れ（サーバモードの場合）

サーバモードの場合，サーバの停止処理には次の2種類があります。

サーバモードの場合に，サーバ停止時にHAモニタがする処理の流れを説明します。

実行サーバの停止処理終了時に待機サーバを停止する場合にHAモニタがする処理の流れを次の図に示します。

図4‒42　サーバの停止処理の流れ（サーバモード：実行サーバの停止処理終了時に待機サーバを停止する）

[図データ]

実行サーバの停止処理開始時に待機サーバを停止する場合にHAモニタがする処理の流れを次の図に示します。

図4‒43　サーバの停止処理の流れ（サーバモード：実行サーバの停止処理開始時に待機サーバを停止する）

[図データ]

モニタモード，かつ実行サーバの監視をする場合に，サーバ停止時にHAモニタがする処理の流れを次の図に示します。

図4‒44　サーバの停止処理の流れ（モニタモード，かつ実行サーバの監視をする場合）

[図データ]

モニタモード，かつ待機系での監視をする場合に，サーバ停止時にHAモニタがする処理の流れを次の図に示します。

図4‒45　サーバの停止処理の流れ（モニタモード，かつ待機系での監視をする場合）

[図データ]