Hitachi

高信頼化システム監視機能 HAモニタ AIX(R)編


4.7.1 サーバの起動処理の流れ

サーバの起動時に,HAモニタがする処理の流れについて説明します。処理の流れの詳細は,サーバをサーバモードで使用するか,モニタモードで使用するかによって異なります。

〈この項の構成〉

(1) サーバの起動処理の流れ(サーバモードの場合

サーバモードの場合に,サーバ起動時にHAモニタがする処理の流れを次の図に示します。

図4‒39 サーバの起動処理の流れ(サーバモードの場合

[図データ]

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なお,ここでは,共有リソースの切り離し順が接続時と同じ場合の処理の流れを示しています。共有ディスクを制御グループ単位で制御する場合は,共有リソースの切り離しを接続時と逆順にできます。共有リソースの切り離しを接続時と逆順にする場合にHAモニタがする処理の詳細については,「4.7.7 共有リソースの切り離しを接続時と逆順にする場合の処理の流れ」を参照してください。

(2) サーバの起動処理の流れ(モニタモード,かつ実行サーバの監視をする場合

モニタモード,かつ実行サーバの監視をする場合に,サーバ起動時にHAモニタがする処理の流れを次の図に示します。

図4‒40 サーバの起動処理の流れ(モニタモード,かつ実行サーバの監視をする場合

[図データ]

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(3) サーバの起動処理の流れ(モニタモード,かつ待機系での監視をする場合)

モニタモード,かつ待機系での監視をする場合に,サーバ起動時にHAモニタがする処理の流れを次の図に示します。

図4‒41 サーバの起動処理の流れ(モニタモード,かつ待機系での監視をする場合)

[図データ]

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