Hitachi

高信頼化システム監視機能 HAモニタ AIX(R)編


4.7.3 サーバ障害時の系切り替え処理の流れ

サーバの障害が発生した場合に,HAモニタがする処理の流れについて説明します。処理の流れの詳細は,サーバをサーバモードで使用するか,モニタモードで使用するかによって異なります。

なお,ここでは,共有リソースの切り離し順が接続時と同じ場合の処理の流れを示します。共有リソースの切り離しを接続時と逆順にする場合にHAモニタがする処理の詳細については,「4.7.7 共有リソースの切り離しを接続時と逆順にする場合の処理の流れ」を参照してください。

メモ

ユーザコマンドで共有リソースにアクセスしたい場合は,共有リソースの切り離しを接続時と逆順にします。指定方法については,「3.5.5 共有リソースの切り離し順序指定」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) サーバ障害時の系切り替え処理の流れ(サーバモードの場合

サーバモードの場合に,サーバ障害時にHAモニタがする系切り替え処理の流れを次の図に示します。

図4‒46 サーバ障害時の系切り替え処理の流れ(サーバモードの場合

[図データ]

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(2) サーバ障害時の系切り替え処理の流れ(モニタモード,かつ実行サーバの監視をする場合

モニタモード,かつ実行サーバの監視をする場合に,サーバ障害時にHAモニタがする系切り替え処理の流れを次の図に示します。

図4‒47 サーバ障害時の系切り替え処理の流れ(モニタモード,かつ実行サーバの監視をする場合

[図データ]

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(3) サーバ障害時の系切り替え処理の流れ(モニタモード,かつ待機系での監視をする場合)

モニタモード,かつ待機系での監視をする場合に,サーバ障害時にHAモニタがする系切り替え処理の流れを次の図に示します。

図4‒48 サーバ障害時の系切り替え処理の流れ(モニタモード,かつ待機系での監視をする場合)

[図データ]

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