Hitachi

高信頼化システム監視機能 HAモニタ Linux(R)(x86)編


6.10.1 設定に必要な情報(RV3000)

設定対象の系,および障害管理プロセサについて,次に示す情報が必要です。

図6‒30 リセットパスの設定に必要な情報(RV3000で障害管理プロセサとして管理サーバを使用する:VMware ESXiで仮想化しない場合)

[図データ]

図6‒31 リセットパスの設定に必要な情報(RV3000で障害管理プロセサとして管理サーバを使用する:VMware ESXiで仮想化する場合)

[図データ]

図中の各項目について説明します。

表6‒7 リセットパスの設定に必要な情報(RV3000)

図中の番号

設定に必要な情報

説明

備考

1

パーティション名

管理サーバのHAモニタオプション(HA Monitor Connector)で設定した,HAモニタが稼働するパーティションの管理システム名(System name)を指定します。

任意の名称を1〜31文字の英数字で指定してください。

2

仮想マシン名

VMware ESXiで管理する,仮想マシンの名を指定します。

VMware ESXiで仮想マシンを作成したときに設定した情報です。VMware ClientまたはvCenterで確認した名称と同じ名称を指定してください。

また,仮想マシン名は,HAモニタが接続できるすべてのVMware ESXi内で一意にしてください。

仮想マシン名の確認方法を次に示します。

  1. 仮想マシンのゲストOS上でifconfigコマンドを実行し,MACアドレスなど仮想マシン固有の情報をメモします。

  2. VMware vSphere ClientでVMware ESXiに接続します。

  3. 仮想マシンの設定を編集する画面を開き,手順1.でメモした仮想マシン固有の情報が一致する仮想マシンを探します。

3

リセットパスのIPアドレス

設定対象の系に割り当てたリセットパスのIPアドレスを指定します。

IPアドレス,およびポート番号の割り当て方については,「5.4.2 必要なIPアドレスとポート番号」を参照してください。

4

リセットパスのポート番号

設定対象の系に割り当てたリセットパスのポート番号を指定します。

5

管理サーバのIPアドレス

HA Monitor Connector の設定画面で設定した,HAモニタと通信するための管理サーバのIPアドレスと同じ値を指定してください。

6

管理サーバのポート番号

HA Monitor Connectorの設定画面で設定した,HAモニタと通信するための管理サーバのポート番号(Port)と同じ値を指定してください。

(凡例)

−:備考はありません。