Hitachi

高信頼化システム監視機能 HAモニタ Linux(R)(x86)編


6.10 リセットパスの設定(RV3000)

使用するマシンの機種がRV3000の場合,系障害発生時にHAモニタが系のリセットをするためには,リセットパスを設定しておく必要があります。

重要

リセットパスの設定時に,障害管理プロセサ,およびVMware ESXiに通信できるかどうかをHAモニタが確認します。このため,リセットパスを設定する前に次を確認してください。

  • 障害管理プロセサ,およびVMware ESXiの設定が完了している

  • HA Monitor Connectorが起動している

注※

RV3000で高信頼化機能を追加したvSphereを使用している場合は,リセットパスの設定時に,VMware ESXi に通信できるかどうかをHAモニタは確認しません。

設定には,HAモニタの環境設定コマンド(monsetupコマンド)を使用します。HAモニタの環境設定コマンド(monsetupコマンド)については,「9.22 monsetup(HAモニタの環境設定)」を参照してください。

RV3000で高信頼化機能を追加したvSphereを使用している場合は,HA Monitor Connectorが仮想マシンをリセットします。高信頼化機能を追加したvSphereに関する設定は,HA Monitor Connectorのドキュメントを参照して実施してください。

〈この節の構成〉