Hitachi

高信頼化システム監視機能 HAモニタ Linux(R)(x86)編


9.22 monsetup(HAモニタの環境設定)

形式

HAモニタの起動・停止方法の設定変更
monsetup [{-start|-stop}]
リセットパスの設定
monsetup -resetpath
SSH接続の詳細設定
monsetup -resetpath ssh
HAモニタ Extensionの機能の設定・設定状態の表示
monsetup -ex [sysmax {on|off}]

実行できるユーザ

スーパユーザ

機能

HAモニタの起動・停止方法の設定変更

通常,HAモニタはシステム起動時に自動起動され,システム停止時に自動停止されるよう設定されています。

monsetupコマンドは,monstartコマンドやmonstopコマンドで起動・停止できるよう,HAモニタの起動・停止方法の設定を変更します。また,オプションの指定を省略した場合は,起動・停止方法の設定情報を表示します。

表示される項目を次に示します。

  • Start mode:起動方法の設定

  • Stop mode:停止方法の設定

リセットパスの設定

リセットパスで使用するIPアドレスなどを対話形式で設定するか,または現在の設定を表示します。リセットパスの設定は,マシンの機種がBladeSymphony,HA8000,またはRV3000で系のリセットを使用する場合に実行できます。

SSH接続の詳細設定

VMware ESXiで仮想化する場合は,VMware ESXiに対するSSH接続の詳細を設定します。VMware ESXi接続用のリセットパス上に,無通信監視時間を設定している機器が存在する場合は,この設定が必要です。

なお,RV3000で高信頼化機能を追加したvSphereを使用している場合は,この設定は不要です。

HAモニタ Extensionの機能の設定・設定状態の表示

HAモニタ Extensionの機能を使用するかどうか設定します。また,HAモニタ Extensionの機能の設定状態も表示できます。

オプション

HAモニタの起動・停止方法の設定変更

起動方法の設定と停止方法の設定の,どちらを変更するかを指定します。指定を省略した場合は,起動・停止方法の設定情報を表示します。

  • -start

    起動方法の設定を変更します。設定が「auto(自動起動)」の場合は「manualmonstartコマンドによる起動)」に,「manual」の場合は「auto」に変更します。

  • -stop

    停止方法の設定を変更します。設定が「auto(自動停止)」の場合は「manualmonstopコマンドによる停止)」に,「manual」の場合は「auto」に変更します。

リセットパスの設定
  • -resetpath

    対話形式で,リセットパスを使用するのに必要な設定をします。

    重要

    -resetpathを指定すると,リセットパスの設定に関するすべての入力が完了したあとで,障害管理プロセサ,およびVMware ESXi(VMware環境で,かつRV3000で高信頼化機能を追加したvSphereを使用しない場合)に通信できるかどうかをHAモニタが確認します。通信がエラーになった場合は,エラーの原因を取り除いたあとで,リセットパスを再設定してください。

    また,次の場合は,リセットパスの設定後に通信できるかどうかをHAモニタは確認しません。

    ・N+Mコールドスタンバイ連携機能を使用する場合(ただし,VMware ESXi(VMware環境の場合)への通信の確認は実施します)

    ・HAモニタが稼働中の場合

    ・HAモニタが異常終了したあとでリセットパスを設定する場合

    HAモニタが異常終了したあとでリセットパスを設定する場合は,HAモニタを再起動後,停止してからリセットパスを再設定してください。

    使用しているマシンの機種によって,設定内容が異なります。

    使用しているマシンの機種がRV3000の場合

    使用しているマシンの機種がRV3000の場合に設定する内容を次に示します。

    表9‒8 使用しているマシンの機種がRV3000の場合の設定

    設定項目

    設定内容

    システムのパーティション名

    HA Monitor Connectorに設定した「管理システム名」と同じ名称を設定してください。

    仮想マシン名

    RV3000で高信頼化機能を追加したvSphereを使用する場合だけ設定します。

    VMware ESXiに設定した仮想マシンの名称を設定してください。設定できる仮想マシン名は31文字以内です。なお,仮想マシン名に"FullSystemPartition"は指定できません。

    リセットパスのIPアドレスおよびポート番号

    リセットパスのネットワークに属する任意のIPアドレスを設定してください。ポート番号には,未使用の番号を5001から65535の範囲で設定します。ただし,HA Monitor ConnectorのIPアドレス およびポート番号とは異なる値にしてください。

    HA Monitor ConnectorのIPアドレスおよびポート番号

    HA Monitor Connectorに設定した,「HAコネクタが使用するリセットパスのインタフェースのIPアドレス」と同じ値を設定してください。ポート番号には,未使用の番号を5001から65535の範囲で設定します。HA Monitor Connectorに設定した,「HAコネクタが使用するポート番号」と同じ値を設定してください。

    使用しているマシンの機種がBladeSymphonyの場合

    使用しているマシンの機種がBladeSymphonyの場合,設定時に表示される「スイッチ&マネジメントモジュール」とは,SVPおよびSVPを管理するハードウェアのことです。詳細はハードウェアのマニュアルを参照してください。BladeSymphonyの場合に設定する内容を次に示します。

    表9‒9 使用しているマシンの機種がBladeSymphonyの場合の設定

    設定項目

    設定内容

    システムのパーティション名

    スイッチ&マネジメントモジュールのHAモニタ連携で設定した,システム内のCPUモジュールのシステム名と同じ名称を設定してください。

    BS2000以前の機種では,SVPコマンドモードのHAコマンドで設定します。

    LPAR名称

    日立サーバ論理分割機構を利用して,LPARを稼働させる場合だけ設定します。HVM制御スクリーンで設定したLPAR名称と同じ名称を指定してください。

    なお,LPAR名称に"FullSystemPartition"は指定しないでください。

    リセットパスのIPアドレスおよびポート番号

    リセットパスのネットワークに属する任意のIPアドレスを設定してください。ポート番号は各系で同じ値とし,未使用の番号を5001から65535の範囲で設定します。ただし,スイッチ&マネジメントモジュールのIPアドレスおよびポート番号とは異なる値にしてください。

    スイッチ&マネジメントモジュールのIPアドレス

    スイッチ&マネジメントモジュールのSVPコマンドモードのLCコマンドで設定した,"SVP IP address"と同じ値を設定してください。N+Mコールドスタンバイ構成の場合は,"auto"を設定してください。

    スイッチ&マネジメントモジュールのポート番号

    ポート番号には,未使用の番号を5001から65535の範囲で設定します。スイッチ&マネジメントモジュールのHAモニタ連携で設定した,ポート番号と同じ値を設定してください。

    BS2000以前の機種では,SVPコマンドモードのHAコマンドで設定します。

    使用しているマシンの機種がHA8000xMモデル以前の場合

    使用しているマシンの機種がHA8000xMモデル以前の場合,設定時に表示される「スイッチ&マネジメントモジュール」とは,SVPまたはBMCのことです。HA8000xMモデル以前の場合に設定する内容を次に示します。

    表9‒10 使用しているマシンの機種がHA8000xMモデル以前の場合の設定

    設定項目

    設定内容

    システムのパーティション名

    任意の名称を1から31文字の英数字で指定してください。ここで指定した値は,HAモニタとSVPで系を識別するためのインタフェースとして使用されます。

    リセットパスのIPアドレスおよびポート番号

    リセットパスのネットワークに属する任意のIPアドレスを設定してください。ポート番号には,未使用の番号を5001から65535の範囲で設定します。ただし,スイッチ&マネジメントモジュールのIPアドレスおよびポート番号とは異なる値にしてください。

    スイッチ&マネジメントモジュールのIPアドレス

    SVPマイクロプログラム付属のHAモニタ用設定ユーティリティで設定した,"SVP IP Address"と同じ値を設定してください。

    スイッチ&マネジメントモジュールのポート番号

    ポート番号には,未使用の番号を5001から65535の範囲で設定します。SVPマイクロプログラム付属のHAモニタ用設定ユーティリティで設定した,"Port no"と同じ値を設定してください。

    使用しているマシンの機種がHA8000xNモデル以降の場合

    使用しているマシンの機種がHA8000xNモデル以降の場合,設定時に表示される「スイッチ&マネジメントモジュール」とは,障害管理プロセサとなるHAモニタオプション(HA Monitor Connector)のことです。HA8000xNモデル以降の場合に設定する内容を次に示します。

    表9‒11 使用しているマシンの機種がHA8000xNモデル以降の場合の設定

    設定項目

    設定内容

    システムのパーティション名

    HA Monitor Connectorの設定画面で設定した,管理システム名称(System name)と同じ値を1〜31文字の英数字で指定してください。ここで指定した値は,HAモニタとHAモニタオプションで系を識別するためのインタフェースとして使用されます。

    リセットパスのIPアドレスおよびポート番号

    リセットパスのネットワークに属する任意のIPアドレスを設定してください。ポート番号には,未使用の番号を5001から65535の範囲で設定します。ただし,HA Monitor Connectorの設定画面で設定したポート番号とは異なる値にしてください。

    スイッチ&マネジメントモジュールのIPアドレス

    障害管理プロセサとして管理サーバを使用する場合,管理サーバのIPアドレスを指定してください。障害管理プロセサとして管理サーバを使用しない場合,リセットパスのIPアドレスを指定してください。ただし,VMwareによる仮想化環境で,HAモニタとHAモニタオプションがそれぞれ別の仮想マシンに存在する場合は,リセットパスのIPアドレスではなく,HAモニタオプションが稼働する仮想マシンの,リセットパスのネットワーク上のIPアドレスを指定してください。

    スイッチ&マネジメントモジュールのポート番号

    HA Monitor Connectorの設定画面で設定した,HAモニタと通信するための管理サーバのポート番号(Port)と同じ値を指定してください。

    VMware ESXi(RV3000で高信頼化機能を追加したvSphereを使用する場合を除く)で仮想化する場合

    VMware ESXi(RV3000で高信頼化機能を追加したvSphereを使用する場合を除く)で仮想化する場合にだけ設定する内容を次に示します。

    表9‒12 VMware ESXi(RV3000で高信頼化機能を追加したvSphereを使用する場合を除く)で仮想化する場合の設定

    設定項目

    設定内容

    仮想マシン名

    VMware ESXiで管理する,仮想マシン名を設定してください。VMware ESXiで仮想マシンを作成したときに設定した情報です。

    VMware ESXiのIPアドレス

    VMware ESXiの管理用IPアドレスを設定してください。

    VMware ESXiのSSH接続用のポート番号

    HAモニタがVMware ESXiにSSH接続をするときに使用するポート番号を設定してください。"default"と設定すると,22が使用されます。

    VMware ESXiのSSH接続時の認証方式の選択

    HAモニタがVMware ESXiにSSH接続するときに使用する認証方式を,次の認証方式から選択してください。

    ・パスワード認証方式

    ・公開鍵認証方式

    なお,認証方式は変更できます。ただし,パスワード認証方式から公開鍵認証方式へ変更した場合,パスワード認証方式で設定したパスワードは削除されます。

    VMware ESXiのSSH接続用の認証パスワード

    自系のVMware ESXiにSSH接続する際の認証に必要なパスワードを設定してください。VMware ESXi上に設定した,rootユーザのパスワードを設定します。

    なお,設定および設定の表示の際は,パスワードは表示されません。

    マシンアドレス

    物理パーティションを特定するための任意の数値を設定してください。0〜9999の範囲で設定します。

    同一物理パーティション上の系には,すべて同じマシンアドレスを設定してください。異なる物理パーティション上の系には,物理パーティションごとに固有のマシンアドレスを設定してください。なお,システム内に互いに監視し合わない系切り替え構成が複数あり,かつそれらがリセットパスを共用する場合,すべての物理パーティションでマシンアドレスがそれぞれ固有となるように設定してください。複数の物理パーティションで同じマシンアドレスを設定すると,HAモニタが誤動作するおそれがあります。

    注※

    ・パスワード認証方式を選択した場合,パスワードの設定が必要です。公開鍵認証方式を選択した場合,パスワードの設定は不要です。

    ・VMware ESXiのSSH接続時に公開鍵認証方式で接続できる場合,パスワードは使用しません。公開鍵認証方式を使用する場合,明示的に公開鍵認証方式を選択してください。

SSH接続の詳細設定
  • -resetpath ssh

    対話形式で,HAモニタがVMware ESXiにSSH接続するための詳細な設定をします。VMware ESXiで仮想化する場合にだけ設定してください。

    VMware ESXi接続用のリセットパスにファイアウォールまたはルータを使用している場合,HAモニタとVMware ESXi間の無通信状態が続くと,ファイアウォールまたはルータの機能でVMware ESXiへのSSH接続が切断されることがあります。HAモニタがVMware ESXiに対して行うSSH接続では,一定期間以上無通信状態が続かないように,VMware ESXiに対して応答を要求するパケット(接続維持パケット)を送信します。VMware ESXiからの応答がない場合は,SSH接続を切断します。

    設定する内容を次に示します。

    表9‒13 SSH接続の詳細設定

    設定項目

    設定内容

    接続維持パケットの送信間隔

    接続維持パケットを送信する間隔を設定してください。ファイアウォールまたはルータの無通信監視時間の設定よりも短くなるように,02147483647の範囲で設定します。単位は秒です。設定しない場合は,デフォルト値(60)で動作します。

    0を設定すると,接続維持パケットは送信しません。

    接続維持パケットの送信回数

    接続維持パケットを送信する回数を設定してください。02147483647の範囲で設定します。設定しない場合は,デフォルト値(3)で動作します。

    0を設定すると,接続維持パケットは送信しません。

    なお,設定した回数分の接続維持パケットを送信しても,VMware ESXiからの応答がない場合,SSH接続が切断されます。

HAモニタ Extensionの機能の設定・設定状態の表示
  • -ex

    HAモニタ Extensionの機能を使用する場合に指定します。以降に説明するオペランドを省略した場合,HAモニタ Extensionの機能の設定状態を表示します。

  • sysmax

    HAモニタ Extensionの機能の設定,および解除をします。以降に示すオプションとあわせて使用します。

  • on

    HAモニタ Extensionの機能を使用できるようにします。具体的には,次の設定ができるようになります。

    ・HAモニタの環境設定で,hostmaxオペランドが指定できるようになります。これに伴い,系の最大数を33以上に設定できます。

    ・HAモニタの環境設定で,servmaxオペランドに129以上の値を指定できるようになります。

  • off

    HAモニタ Extensionの機能の設定を解除します。

    ・HAモニタの環境設定で,hostmaxオペランドを指定できなくなります。

    ・HAモニタの環境設定で,servmaxオペランドに129以上の値を指定できなくなります。

リターンコード

意味

0

正常終了(HAモニタの環境設定が完了しました)

0以外

異常終了

注意事項

使用例

HAモニタの起動・停止方法の設定情報の表示
>monsetup
Start mode : auto   Stop mode : auto

(凡例) >:ユーザの操作を示します。

HAモニタの起動方法の設定変更
>monsetup -start
Start mode : manual

(凡例) >:ユーザの操作を示します。

HAモニタの停止方法の設定変更
>monsetup -stop
Stop  mode : auto

(凡例) >:ユーザの操作を示します。

リセットパスの設定(HA8000のとき,またはBladeSymphonyでLPARを稼働させないとき)
> monsetup -resetpath
  システムリセットのためのリセットパスの設定を行います。
設定を中断したい場合は,[CTRL] + [D]キーを押してください。
 
実行する処理を番号で選択してください。
1. 設定を行う
2. 現在の設定を表示する
3. 終了
---> 1
機種を選択してください。
1. HA8000または,BladeSymphony
2. BladeSymphony(LPAR)
3. VMware ESXi上の仮想マシン
4. RV3000
---> 1
HAモニタが稼動するシステムのパーティション名を入力してください。
現在の設定:未設定
--->MS0001
HAモニタがリセットパスに使用するIPアドレスを入力してください。
現在の設定:未設定
--->192.168.0.1
HAモニタがリセットパスに使用するポート番号を入力してください。
現在の設定:未設定
--->10000
スイッチ&マネジメントモジュールのIPアドレスを入力してください。
N+Mコールドスタンバイ連携機能を使用する場合は,autoと入力してください。
現在の設定:未設定
--->192.168.0.2
スイッチ&マネジメントモジュールのポート番号を入力してください。
現在の設定:未設定
--->15000
スイッチ&マネジメントモジュールと通信できるか確認します。
確認中・・・
通信できることを確認しました。
リセットパスの設定が完了しました。現在の設定を表示します。

スイッチ&マネジメントモジュールを使用しています。
パーティション名...............................: MS0001
リセットパスのIPアドレス.......................: 192.168.0.1
リセットパスのポート番号.......................: 10000
スイッチ&マネジメントモジュールのIPアドレス...: 192.168.0.2
スイッチ&マネジメントモジュールのポート番号...: 15000
 
実行する処理を番号で選択してください。
1. 設定を行う
2. 現在の設定を表示する
3. 終了
--->2
スイッチ&マネジメントモジュールを使用しています。
パーティション名...............................: MS0001
リセットパスのIPアドレス.......................: 192.168.0.1
リセットパスのポート番号.......................: 10000
スイッチ&マネジメントモジュールのIPアドレス...: 192.168.0.2
スイッチ&マネジメントモジュールのポート番号...: 15000
 
実行する処理を番号で選択してください。
1. 設定を行う
2. 現在の設定を表示する
3. 終了
--->3
コマンドを終了します。

(凡例) >:ユーザの操作を示します。

リセットパスの設定(BladeSymphonyでLPARを稼働させるとき)
> monsetup -resetpath
  システムリセットのためのリセットパスの設定を行います。
設定を中断したい場合は,[CTRL] + [D]キーを押してください。
 
実行する処理を番号で選択してください。
1. 設定を行う
2. 現在の設定を表示する
3. 終了
---> 1
機種を選択してください。
1. HA8000または,BladeSymphony
2. BladeSymphony(LPAR)
3. VMware ESXi上の仮想マシン
4. RV3000
---> 2
HAモニタが稼動するシステムのパーティション名を入力してください。
現在の設定:未設定
--->MS0001
HAモニタが稼動するシステムのLPAR名称を入力してください。
現在の設定:未設定
--->LPAR1
HAモニタがリセットパスに使用するIPアドレスを入力してください。
現在の設定:未設定
--->192.168.0.1
HAモニタがリセットパスに使用するポート番号を入力してください。
現在の設定:未設定
--->10000
スイッチ&マネジメントモジュールのIPアドレスを入力してください。
N+Mコールドスタンバイ連携機能を使用する場合は,autoと入力してください。
現在の設定:未設定
--->192.168.0.2
スイッチ&マネジメントモジュールのポート番号を入力してください。
現在の設定:未設定
--->15000
スイッチ&マネジメントモジュールと通信できるか確認します。
確認中・・・
通信できることを確認しました。
リセットパスの設定が完了しました。現在の設定を表示します。

スイッチ&マネジメントモジュールを使用しています。
パーティション名...............................: MS0001
LPAR名.........................................: LPAR1
リセットパスのIPアドレス.......................: 192.168.0.1
リセットパスのポート番号.......................: 10000
スイッチ&マネジメントモジュールのIPアドレス...: 192.168.0.2
スイッチ&マネジメントモジュールのポート番号...: 15000
 
実行する処理を番号で選択してください。
1. 設定を行う
2. 現在の設定を表示する
3. 終了
--->2
スイッチ&マネジメントモジュールを使用しています。
パーティション名...............................: MS0001
LPAR名.........................................: LPAR1
リセットパスのIPアドレス.......................: 192.168.0.1
リセットパスのポート番号.......................: 10000
スイッチ&マネジメントモジュールのIPアドレス...: 192.168.0.2
スイッチ&マネジメントモジュールのポート番号...: 15000
 
実行する処理を番号で選択してください。
1. 設定を行う
2. 現在の設定を表示する
3. 終了
--->3
コマンドを終了します。

(凡例) >:ユーザの操作を示します。

リセットパスの設定(RV3000以外でVMware ESXiで仮想化するとき)
> monsetup -resetpath
  システムリセットのためのリセットパスの設定を行います。
設定を中断したい場合は,[CTRL] + [D]キーを押してください。
 
実行する処理を番号で選択してください。
1. 設定を行う
2. 現在の設定を表示する
3. 終了
---> 1
機種を選択してください。
1. HA8000または,BladeSymphony
2. BladeSymphony(LPAR)
3. VMware ESXi上の仮想マシン
4. RV3000
---> 3
HAモニタが稼動するシステムのパーティション名を入力してください。
現在の設定:未設定
--->MS0001
HAモニタがリセットパスに使用するIPアドレスを入力してください。
現在の設定:未設定
--->192.168.0.1
HAモニタがリセットパスに使用するポート番号を入力してください。
現在の設定:未設定
--->10000
スイッチ&マネジメントモジュールのIPアドレスを入力してください。
N+Mコールドスタンバイ連携機能を使用する場合は,autoと入力してください。
現在の設定:未設定
--->192.168.0.2
スイッチ&マネジメントモジュールのポート番号を入力してください。
現在の設定:未設定
--->15000
HAモニタが稼動する仮想マシンの名称を入力してください。
現在の設定:未設定
--->VM0001
VMware ESXiのIPアドレスを入力してください。
現在の設定:未設定
--->192.168.0.3
VMware ESXiのSSH接続用のポート番号を入力してください。
SSH接続用ポート番号(22)を使用する場合は,"default"を入力してください。
値を入力しなかった場合は現在の設定を使用します。現在の設定:default
--->
VMware ESXiのSSH接続用の認証方式を選択してください。
現在の設定:未設定
1. パスワード認証
2. 公開鍵認証
--->1
VMware ESXiのSSH接続用の認証パスワードを入力してください。
現在の設定:未設定
--->
再度パスワードを入力してください。
--->
HAモニタが稼動するマシンのマシンアドレスを入力してください。
現在の設定:未設定
--->1
VMware ESXi,および,スイッチ&マネジメントモジュールと通信できるか確認します。
確認中・・・
通信できることを確認しました。
リセットパスの設定が完了しました。現在の設定を表示します。

スイッチ&マネジメントモジュールを使用しています。
パーティション名...............................: MS0001
リセットパスのIPアドレス.......................: 192.168.0.1
リセットパスのポート番号.......................: 10000
スイッチ&マネジメントモジュールのIPアドレス...: 192.168.0.2
スイッチ&マネジメントモジュールのポート番号...: 15000
仮想マシン名...................................: VM0001
VMware ESXiのIPアドレス........................: 192.168.0.3
VMware ESXiのポート番号........................: default
VMware ESXiのSSH接続用の認証方式...............: パスワード認証
VMware ESXiのパスワード........................: 設定済み
マシンアドレス.................................: 1
 
実行する処理を番号で選択してください。
1. 設定を行う
2. 現在の設定を表示する
3. 終了
--->2
スイッチ&マネジメントモジュールを使用しています。
パーティション名...............................: MS0001
リセットパスのIPアドレス.......................: 192.168.0.1
リセットパスのポート番号.......................: 10000
スイッチ&マネジメントモジュールのIPアドレス...: 192.168.0.2
スイッチ&マネジメントモジュールのポート番号...: 15000
仮想マシン名...................................: VM0001
VMware ESXiのIPアドレス........................: 192.168.0.3
VMware ESXiのポート番号........................: default
VMware ESXiのSSH接続用の認証方式...............: パスワード認証
VMware ESXiのパスワード........................: 設定済み
マシンアドレス.................................: 1
 
実行する処理を番号で選択してください。
1. 設定を行う
2. 現在の設定を表示する
3. 終了
--->3
コマンドを終了します。

(凡例) >:ユーザの操作を示します。

リセットパスの設定(RV3000以外でVMware ESXi上の仮想マシンで使用する場合,かつ,SSH接続用の認証方式で公開鍵認証を選択した場合)
> monsetup -resetpath
  システムリセットのためのリセットパスの設定を行います。
設定を中断したい場合は,[CTRL] + [D]キーを押してください。

実行する処理を番号で選択してください。
1. 設定を行う
2. 現在の設定を表示する
3. 終了
--->1
機種を選択してください。
1. HA8000または,BladeSymphony
2. BladeSymphony(LPAR)
3. VMware ESXi上の仮想マシン
4. RV3000
--->3
HAモニタが稼動するシステムのパーティション名を入力してください。
現在の設定:未設定
--->MS0001
HAモニタがリセットパスに使用するIPアドレスを入力してください。
現在の設定:未設定
--->192.168.0.1
HAモニタがリセットパスに使用するポート番号を入力してください。
現在の設定:未設定
--->10000
スイッチ&マネジメントモジュールのIPアドレスを入力してください。
N+Mコールドスタンバイ連携機能を使用する場合は,autoと入力してください。
現在の設定:未設定
--->192.168.0.2
スイッチ&マネジメントモジュールのポート番号を入力してください。
現在の設定:未設定
--->15000
HAモニタが稼動する仮想マシンの名称を入力してください。
現在の設定:未設定
--->VM0001
VMware ESXiのIPアドレスを入力してください。
現在の設定:未設定
--->192.168.0.3
VMware ESXiのSSH接続用のポート番号を入力してください。
SSH接続用ポート番号(22)を使用する場合は,"default"を入力してください。
値を入力しなかった場合は現在の設定を使用します。現在の設定:default
--->
VMware ESXiのSSH接続用の認証方式を選択してください。
現在の設定:未設定
1. パスワード認証
2. 公開鍵認証
--->2
HAモニタが稼動するマシンのマシンアドレスを入力してください。
現在の設定:未設定
--->1
VMware ESXi,および,スイッチ&マネジメントモジュールと通信できるか確認します。
確認中・・・
通信できることを確認しました。
リセットパスの設定が完了しました。現在の設定を表示します。

スイッチ&マネジメントモジュールを使用しています。
パーティション名...............................: MS0001
リセットパスのIPアドレス......................: 192.168.0.1
リセットパスのポート番号.......................: 10000
スイッチ&マネジメントモジュールのIPアドレス..: 192.168.0.2
スイッチ&マネジメントモジュールのポート番号...: 15000
仮想マシン名...................................: VM0001
VMware ESXiのIPアドレス.......................: 192.168.0.3
VMware ESXiのポート番号........................: default
VMware ESXiのSSH接続用の認証方式..............: 公開鍵認証
マシンアドレス.................................: 1

実行する処理を番号で選択してください。
1. 設定を行う
2. 現在の設定を表示する
3. 終了
--->2
スイッチ&マネジメントモジュールを使用しています。
パーティション名...............................: MS0001
リセットパスのIPアドレス......................: 192.168.0.1
リセットパスのポート番号.......................: 10000
スイッチ&マネジメントモジュールのIPアドレス..: 192.168.0.2
スイッチ&マネジメントモジュールのポート番号...: 15000
仮想マシン名...................................: VM0001
VMware ESXiのIPアドレス.......................: 192.168.0.3
VMware ESXiのポート番号........................: default
VMware ESXiのSSH接続用の認証方式..............: 公開鍵認証
マシンアドレス.................................: 1

実行する処理を番号で選択してください。
1. 設定を行う
2. 現在の設定を表示する
3. 終了
--->3
コマンドを終了します。

(凡例) >:ユーザの操作を示します。

リセットパスの設定(RV3000でVMware環境以外で稼働させるとき)
> monsetup –resetpath
  システムリセットのためのリセットパスの設定を行います。
設定を中断したい場合は,[CTRL] + [D]キーを押してください。

実行する処理を番号で選択してください。
1. 設定を行う
2. 現在の設定を表示する
3. 終了
--->1
機種を選択してください。
1. HA8000または,BladeSymphony
2. BladeSymphony(LPAR)
3. VMware ESXi上の仮想マシン(RV3000以外)
4. RV3000
--->4
VMware ESXi上の仮想マシンですか?
1. はい
2. いいえ
--->2
HAモニタが稼動するシステムのパーティション名を入力してください。
現在の設定:未設定
--->MS0001
HAモニタがリセットパスに使用するIPアドレスを入力してください。
現在の設定:未設定
--->192.168.0.1
HAモニタがリセットパスに使用するポート番号を入力してください。
現在の設定:未設定
--->10000
HA Monitor ConnectorのIPアドレスを入力してください。
現在の設定:未設定
--->192.168.0.2
HA Monitor Connectorのポート番号を入力してください。
現在の設定:未設定
--->15000
HA Monitor Connectorと通信できるか確認します。
確認中・・・
通信できることを確認しました。
リセットパスの設定が完了しました。現在の設定を表示します。

HA Monitor Connectorを使用しています。
パーティション名...............................: MS0001
リセットパスのIPアドレス......................: 192.168.0.1
リセットパスのポート番号.......................: 10000
HA Monitor ConnectorのIPアドレス..............: 192.168.0.2
HA Monitor Connectorのポート番号...............: 15000
 
実行する処理を番号で選択してください。
1. 設定を行う
2. 現在の設定を表示する
3. 終了
:

(凡例) >:ユーザの操作を示します。

リセットパスの設定(RV3000でVMware ESXi上の仮想マシンを使用するとき,かつ管理サーバを使用する構成のとき)
> monsetup –resetpath
  システムリセットのためのリセットパスの設定を行います。
設定を中断したい場合は,[CTRL] + [D]キーを押してください。

実行する処理を番号で選択してください。
1. 設定を行う
2. 現在の設定を表示する
3. 終了
--->1
機種を選択してください。
1. HA8000または,BladeSymphony
2. BladeSymphony(LPAR)
3. VMware ESXi上の仮想マシン(RV3000以外)
4. RV3000
--->4
VMware ESXi上の仮想マシンですか?
1. はい
2. いいえ
--->1
RV3000の高信頼vSphere環境を使いますか?
1. 使う
2. 使わない
--->1
HAモニタが稼動するシステムのパーティション名を入力してください。
現在の設定:未設定
--->MS0001
HAモニタが稼動するシステムの仮想マシンの名称を入力してください。
現在の設定:未設定
--->VM1
HAモニタがリセットパスに使用するIPアドレスを入力してください。
現在の設定:未設定
--->192.168.0.1
HAモニタがリセットパスに使用するポート番号を入力してください。
現在の設定:未設定
--->10000
HA Monitor ConnectorのIPアドレスを入力してください。
現在の設定:未設定
--->192.168.0.2
HA Monitor Connectorのポート番号を入力してください。
現在の設定:未設定
--->15000
HA Monitor Connectorと通信できるか確認します。
確認中・・・
通信できることを確認しました。
リセットパスの設定が完了しました。現在の設定を表示します。

HA Monitor Connectorを使用しています。
パーティション名...............................: MS0001
仮想マシン名...................................: VM1
リセットパスのIPアドレス......................: 192.168.0.1
リセットパスのポート番号.......................: 10000
HA Monitor ConnectorのIPアドレス..............: 192.168.0.2
HA Monitor Connectorのポート番号...............: 15000
 
実行する処理を番号で選択してください。
1. 設定を行う
2. 現在の設定を表示する
3. 終了
:

(凡例) >:ユーザの操作を示します。

SSH接続の詳細設定(VMware ESXiで仮想化するとき)
> monsetup -resetpath ssh
  SSH接続関連の設定を行います。
設定を中断したい場合は,[CTRL]+[D]キーを押してください。
 
実行する処理を番号で選択してください。
1. 設定を行う
2. 現在の設定を表示する
3. 終了
--->1
接続維持パケットの送信間隔を入力してください。(単位:秒)
デフォルト設定値 (60)を使用する場合は,"default"を指定してください。
値を入力しなかった場合は現在の設定を使用します。現在の設定:default
--->30
接続維持パケットの送信回数を入力してください。(単位:回)
デフォルト設定値 (3)を使用する場合は,"default"を指定してください。
値を入力しなかった場合は現在の設定を使用します。現在の設定:default
--->2
設定が完了しました。
 
実行する処理を番号で選択してください。
1. 設定を行う
2. 現在の設定を表示する
3. 終了
--->2
接続維持パケットの送信間隔(単位:秒).........: 30
接続維持パケットの送信回数(単位:回).........: 2
 
実行する処理を番号で選択してください。
 1. 設定を行う
 2. 現在の設定を表示する
 3. 終了
--->3
コマンドを終了します。

(凡例) >:ユーザの操作を示します。

HAモニタ Extensionの機能の設定
> monsetup -ex sysmax on
sysmax : on

(凡例) >:ユーザの操作を示します。

HAモニタ Extensionの機能の設定解除
> monsetup -ex sysmax off
sysmax : off

(凡例) >:ユーザの操作を示します。

HAモニタ Extensionの機能の設定状態の表示
> monsetup -ex
sysmax : on

(凡例) >:ユーザの操作を示します。