Hitachi

Hitachi HA Toolkit


7.10.4 起動用バッチファイルの登録(Windows Server 2008(x64)およびWindows Server 2008 R2)

Windows Server 2008(x64)またはWindows Server 2008 R2を使用する場合は,HA Toolkit Exのリソースがオンラインになったあとに起動用バッチファイルが実行されるように,起動用バッチファイルをWSFCに登録する必要があります。

このため,「7.10.2(1) サービスの作成」で作成したHA Toolkit Exのサービスに,リソースを作成します。

なお,Windows Server 2003 R2まで,およびWindows Server 2008(x86)の場合は,この作業は不要です。

リソースの作成手順を次に示します。

  1. 作成したHA Toolkit Exのサービスを右クリックして,[リソースの追加]−[汎用アプリケーション]を選択する

    [新しいリソース ウィザード]ダイアログが表示されます。

  2. [新しいリソース ウィザード]ダイアログで,[汎用アプリケーションの設定]の[コマンドライン]に,起動用バッチファイルをフルパスで指定する

  3. [次へ]をクリックして,汎用アプリケーションの設定を完了させる

  4. 作成したリソースを右クリックして,[プロパティ]を選択する

    [プロパティ]ダイアログが表示されます。

  5. [依存関係]タブで,HA Toolkit Exのサービスを選択する

    HA Toolkit Exのサービス登録時に作成した,サービス名が"HAToolkit△Extension△ホスト名"のリソースを選択してください。

    (凡例)△:1文字の半角スペース

  6. [ポリシー]タブで,[リソースが失敗状態になった場合は,再起動しない]をチェックする

  7. [詳細なポリシー]タブで,次の値を設定する

    • [実行可能な所有者]:HA Toolkit Exのリソースと同じ値

    • [このリソースを別のリソース モニタで実行する]:チェックする

    これで,リソースの作成は終了です。