42.5.8 #GETDATA(チャンクに格納されているデータの取得)
- 機能
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指定したチャンクに格納されているデータを取得して,標準出力に出力します。
#GETDATAは,マルチチャンク表に実行できます。
- 形式
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#GETDATA 表名 CHUNKID=チャンクID;
- 表名
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データを取得する表名を指定します。HADBサーバに接続したHADBユーザ(認可識別子)が,SELECT権限を持つマルチチャンク表の表名だけを指定できます。
- チャンクID
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データを取得するチャンクIDを指定します。存在するチャンクIDを指定してください。チャンクIDを調べる方法については,マニュアルHADB システム構築・運用ガイドのシステム表の検索を参照してください。
- メモ
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このサブコマンドを使用すると,指定したチャンクIDのチャンクが待機状態の場合も,対象のチャンクに格納されているデータを出力できます。
- 使用例
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表T1のチャンク内(チャンクIDが1のチャンク)のデータを,CSV形式でファイル(outfile)に出力する例を次に示します。
adbsql -u ADBUSER01 -p '#HelloHADB_01' -s > outfile ...1 #GETDATA "T1" CHUNKID=1; ...2 #EXIT; ...3
- [説明]
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-uオプション,-pオプションおよび-sオプションを指定して,adbsqlコマンドを開始します。
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サブコマンドの#GETDATAを実行します。
表T1のチャンク内(チャンクIDが1のチャンク)のデータが,CSV形式でファイル(outfile)に出力されます。
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adbsqlコマンドを終了します。
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- 留意事項
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#GETDATAの出力形式は,表名で指定した表を検索するSELECT文と同じ形式です。SELECT文の出力形式については,「42.7.2 操作系SQLの場合(SELECT文)」を参照してください。
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#SET DISPLAYでOFF(検索結果を出力しない)を指定していても,#GETDATAの結果は出力されます。adbsqlサブコマンドの#SET DISPLAYについては,「42.5.12 #SET DISPLAY(検索結果の出力)」を参照してください。
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#GETDATAを指定している場合,#SET EXECTIME REPORTおよび#SET OPT REPORTの指定は有効になりません(常にOFFと見なされます)。
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