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Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


42.5.12 #SET DISPLAY(検索結果の出力)

機能

検索結果を出力するかどうかを指定します。

初期値はON(検索結果を出力)になります。

形式
#SET DISPLAY {ON|OFF};

ON検索結果を出力します。

OFF検索結果を出力しません。

使用例

検索結果の加工や出力に掛かる時間を除いて,SQL文の実行時間を表示する例を次に示します。

adbsql -u ADBUSER01 -p '#HelloHADB_01'                       ...1
#SET EXECTIME REPORT ON;                                     ...2
#SET DISPLAY OFF;                                            ...3
SELECT * FROM "T1";                                          ...4
KFAA96404-I 100000000 rows were selected.
KFAA96415-I SQL processing time (Fetch) : 18.863501 sec.     ...5
#EXIT;                                                       ...6
[説明]
  1. -uオプションおよび-pオプションを指定して,adbsqlコマンドを開始します。

  2. #SET EXECTIME REPORTON(SQL文の実行時間を出力)を指定します。

  3. #SET DISPLAYOFF(検索結果を出力しない)を指定します。

  4. SQL文を実行します。

  5. 検索結果の加工や出力に掛かる時間を除いた,SQL文の実行時間が表示されます。

  6. adbsqlコマンドを終了します。

留意事項

adbsqlコマンド開始時に-sオプションを指定した場合,#SET DISPLAYは実行できません。