Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


22.2 キャッシュファイルの状態確認

adbls -d cfmコマンドを実行すると,各キャッシュグループのキャッシュファイルの総容量などを確認できます。

ここでは,主な出力項目だけを説明しています。そのほかの出力項目の説明については,マニュアルHADB コマンドリファレンスadbls -d cfm(キャッシュファイルの情報表示)を参照してください。

メモ

キャッシュファイルの作成時にストレージの容量不足を検知した場合,警告メッセージKFAA51285-Wが出力され,HADBサーバが決定したキャッシュファイルの総容量の上限値(INTERNAL_TOTAL_LIMIT(MB))を一時的に利用可能な容量まで引き下げます。一度引き下げられた上限値は,HADBサーバの稼働中には元に戻せません。元に戻す場合は,HADBサーバを再起動する必要があります。