18.25.2 ノードごとに入れ替えを実施する方法
ノードごとに修正版HADBサーバに入れ替える手順を次に示します。この方法の場合,マルチノード構成のHADBサーバを停止する必要がないため,業務を停止する必要がありません。
なお,入れ替えを実施するマルチノード構成は,次のとおりとします。
入れ替え作業の流れは,最初にプライマリノードで入れ替え作業を実施し,次にセカンダリノードで入れ替え作業を実施します。最後にワーカーノードで入れ替え作業を実施します。
手順
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コマンドによるプライマリノードの切り替えを実施する
コマンドによるプライマリノードの切り替え方法については,「18.8 コマンドによるプライマリノードの切り替え」を参照してください。
プライマリノードの切り替えが完了すると,ノード1のHADBサーバが正常終了し,ノード2がプライマリノードになります。
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修正版HADBサーバとの入れ替えをノード1で実施する
修正版HADBサーバとの入れ替え方法については,「8.8 修正版HADBサーバとの入れ替え」を参照してください。
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ノード1をマルチノード構成に復帰させる
マルチノード構成への復帰方法については,「18.16.3 マルチノード構成へのノードの復帰」を参照してください。
ノード1は,セカンダリノードとしてマルチノード構成に復帰します。
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コマンドによるプライマリノードの切り替えを実施する
コマンドによるプライマリノードの切り替え方法については,「18.8 コマンドによるプライマリノードの切り替え」を参照してください。
プライマリノードの切り替えが完了すると,ノード2のHADBサーバが正常終了し,ノード1がプライマリノードになります。
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修正版HADBサーバとの入れ替えをノード2で実施する
修正版HADBサーバとの入れ替え方法については,「8.8 修正版HADBサーバとの入れ替え」を参照してください。
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ノード2をマルチノード構成に復帰させる
マルチノード構成への復帰方法については,「18.16.3 マルチノード構成へのノードの復帰」を参照してください。
ノード2は,セカンダリノードとしてマルチノード構成に復帰します。
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ノード3のHADBサーバを正常終了する
次のコマンドをノード3のセカンダリノードで実行してください。
adbstop --node
ノード3のセカンダリノードがマルチノード構成から切り離されます。
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修正版HADBサーバとの入れ替えをノード3で実施する
修正版HADBサーバとの入れ替え方法については,「8.8 修正版HADBサーバとの入れ替え」を参照してください。
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ノード3をマルチノード構成に復帰させる
マルチノード構成への復帰方法については,「18.16.3 マルチノード構成へのノードの復帰」を参照してください。
ノード3は,セカンダリノードとしてマルチノード構成に復帰します。
- メモ
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セカンダリノードが3つ以上ある場合は,上記の手順の7.〜9.を繰り返し実施してください。
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ノード4のHADBサーバを正常終了する
次のコマンドをノード4のワーカーノードで実行してください。
adbstop --node
ノード4のワーカーノードがマルチノード構成から削除されます。
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修正版HADBサーバとの入れ替えをノード4で実施する
修正版HADBサーバとの入れ替え方法については,「8.8 修正版HADBサーバとの入れ替え」を参照してください。
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ノード4のワーカーノードをマルチノード構成に追加する
次のコマンドをノード4のワーカーノードで実行してください。
adbstart
ノード4のHADBサーバが開始し,ノード4のワーカーノードがマルチノード構成に追加されます。
- メモ
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ノード5のワーカーノードについても,上記の手順の10.〜12.を実施してください。
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ワーカーノードの追加および削除は同時実行可能です。そのため,上記の手順の10.〜12.をノード4とノード5で同時実行しても問題ありません。
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以上の手順で,修正版HADBサーバとの入れ替えが完了します。
- ■修正版HADBサーバとの入れ替えに失敗した場合
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修正版HADBサーバとの入れ替えに失敗した場合は,次に示す手順で入れ替え前の状態に戻してください。この手順は,修正版HADBサーバとの入れ替えに失敗したすべてのノードで実施する必要があります。
手順
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入れ替えに失敗したノードのHADBサーバを強制終了する
入れ替えに失敗したノードのHADBサーバが稼働中の場合は,adbstop --forceコマンドを実行してHADBサーバを強制終了してください。
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修正版HADBサーバをアンインストールする
修正版との入れ替えに失敗したノードで,修正版HADBサーバをアンインストールしてください。
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サーバディレクトリを回復する
入れ替え前に取得しておいた,サーバディレクトリのバックアップを使用して,サーバディレクトリを回復してください。
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環境変数およびカーネルパラメタの指定値を元に戻す
環境変数およびカーネルパラメタの指定値を変更した場合は,変更前の指定値に戻してください。
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ノードをマルチノード構成に復帰させる
手順4.までが完了したノードがプライマリノードまたはセカンダリノードの場合は,そのノードをマルチノード構成に復帰させます。マルチノード構成への復帰方法については,「18.16.3 マルチノード構成へのノードの復帰」を参照してください。
手順4.までが完了したノードがワーカーノードの場合は,そのワーカーノードをマルチノード構成に追加します。マルチノード構成へのワーカーノードの追加手順については,「18.18.3 マルチノード構成から削除されたワーカーノードを再度追加する手順」を参照してください。
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コマンドによるプライマリノードの切り替えを実施する
プライマリノードを元のノードに戻したい場合は,コマンドによるプライマリノードの切り替えを実施してください。コマンドによるプライマリノードの切り替え方法については,「18.8 コマンドによるプライマリノードの切り替え」を参照してください。
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マルチノード構成から切り離されたノードをマルチノード構成に復帰させる
手順6.でプライマリノードの切り替えを実施した結果,マルチノード構成から切り離されたノードを,マルチノード構成に復帰させてください。マルチノード構成への復帰方法については,「18.16.3 マルチノード構成へのノードの復帰」を参照してください。
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