12.4.3 監査対象定義の確認
監査対象定義を確認する場合は,ディクショナリ表SQL_AUDITSを検索します。
- 重要
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監査管理権限を持っているHADBユーザだけが,ディクショナリ表SQL_AUDITSを検索できます。
ディクショナリ表SQL_AUDITSの検索例を次に示します。
- SQL文の実行例
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SELECT * FROM "MASTER"."SQL_AUDITS"
- 検索結果の例
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OPERATION_TYPE EVENT_TYPE ... AUDIT_TYPE IS_EXCLUSION_AUDIT -------------- ---------- ---------- ------------------ ANY ********** ... EVENT N
検索結果の行がある場合は,監査対象定義が存在します。この例の場合,監査対象定義が存在するため,選択監査イベントでも監査証跡が出力されます。
検索結果の行がない場合は,監査対象定義は存在しません。この場合,選択監査イベントでは監査証跡が出力されません。
なお,検索結果の例は,adbsqlコマンドでSQL文を実行したときの例です。**********は,ナル値を意味しています。