11.3.9 インデクスの削除
表に定義しているインデクス(B-treeインデクス,テキストインデクスまたはレンジインデクス)を削除するには,DROP INDEX文を実行します。
DROP INDEX文については,マニュアルHADB SQLリファレンスの定義系SQLのDROP INDEX(インデクスの削除)を参照してください。
自分(HADBサーバに接続中の認可識別子のHADBユーザ)が所有しているインデクスだけを削除できます。ほかのHADBユーザが所有しているインデクスは削除できません。
また,次に示すインデクスは,DROP INDEX文で削除できません。削除したい場合は,DROP TABLE文で実表ごと削除してください。
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主キーを構成する列に自動的に定義されたB-treeインデクス
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アーカイブマルチチャンク表のアーカイブレンジ列に自動的に定義されたレンジインデクス
- 重要
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インデクスを削除する前に,削除するインデクス(B-treeインデクス,またはテキストインデクス)が定義されている実表に対して,コマンドの再実行が必要かどうか(実表が更新不可状態かどうか)を確認してください。確認する方法については,「10.9.2 実表の状態や使用量を確認したい場合」の「(1) 実表が更新不可状態かどうかを確認する場合」を参照してください。
- コマンドの再実行が必要な場合
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コマンドを再実行してください。そのあとで,インデクスを削除してください。
- コマンドの再実行が必要な状態のままで(実表が更新不可状態のままで)インデクスを削除した場合
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中断したコマンドによって作成された作業用一時ファイルが残ることがあります。作業用一時ファイルを削除するには,すべての実表の更新不可状態を解除する必要があります。作業用一時ファイルの削除については,「16.2.6 コマンド実行時の作業用一時ファイルを格納するディスクの空き容量が不足した場合の対処方法」の「(2) ディスクに不要な作業用一時ファイルが残っている場合」を参照してください。