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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


7.2.14 メッセージに関するオペランド(set形式)

[60] adb_sys_mlg_message_suppress = 出力抑止対象のメッセージID〔,出力抑止対象のメッセージID〕…

~〈整数〉((30,000~99,999))

メッセージログファイルおよびsyslogへの出力を抑止したいメッセージのメッセージIDを指定します。指定例を次に示します。

(例)

set adb_sys_mlg_message_suppress = 82000,82002,82003

上記の指定をした場合,KFAA82000-IKFAA82002-I,およびKFAA82003-Iメッセージが,メッセージログファイルとsyslogに出力されなくなります。

指定規則を次に示します。

  • 出力抑止対象のメッセージIDは最大64個指定できます。

  • 同じメッセージIDを重複して指定しても,警告メッセージやエラーメッセージは出力されません。

  • 存在しないメッセージIDを指定しても,警告メッセージやエラーメッセージは出力されません。存在しないメッセージIDの指定は無効になります。

重要

出力抑止対象となるメッセージは,サーバプロセスが出力するメッセージだけです。コマンドプロセスおよびクライアントプロセスが出力するメッセージは出力抑止対象にはできません。コマンドプロセスおよびクライアントプロセスが出力するメッセージ(70000番台と90000番台のメッセージIDが該当)を指定しても,そのメッセージの出力は抑止されません。