6.19 実表の再編成に必要なファイルの容量見積もり
ここでは,実表の再編成に必要なファイルの容量の求め方について説明します。
実表の再編成を実施するには,adbexportコマンドで再編成対象の実表のデータを出力し,adbimportコマンドでデータを実表に再格納する必要があります。実表の再編成については,次の個所を参照してください。
運用上,実表の再編成が必要になる場合には,再編成で使用するファイルの総容量(REORGFILESIZE)を見積もってください。そして,十分な空き領域を確保したディスクを準備しておいてください。
再編成に必要なファイルの総容量(REORGFILESIZE)については,次に示す計算式から求めてください。
計算式(単位:キロバイト)
REORGFILESIZE =EXPORTFILESIZE+IMPORTWRKFILESIZE
変数の説明
- EXPORTFILESIZE
-
再編成対象の実表またはチャンクのデータを,adbexportコマンドで出力したときの出力データファイルの総容量(単位:キロバイト)
「6.18 adbexportコマンドが出力するファイルの容量見積もり」を参照して求めてください。
- IMPORTWRKFILESIZE
-
再編成対象の実表またはチャンクのデータを,adbimportコマンドで格納したときの作業用一時ファイルの容量(単位:キロバイト)
「6.21.1 adbimportコマンド実行時の作業用一時ファイルの容量見積もり」の■インデクス作成用の作業用一時ファイルを参照して求めてください。